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21日(水)、重馬場の浦和競馬場で行われたダートグレード競走の第33回テレ玉杯オーバルスプリント(JpnIII・ダート1400m)は、1番人気のシャマル(川須栄彦騎手騎乗)が2番手から直線一気に抜け出して快勝、ダートグレード競走連勝を飾った。勝ちタイムは1分25秒8。

1馬身1/2差の2着に追いすがった3番人気の3歳馬リメイク(JRA)、さらに3馬身差の3着が地元浦和の2番人気ティーズダンクだった。

勝ったシャマルは父スマートファルコン、母ネイティヴコード(その父アグネスデジタル)という血統の4歳牡馬で、JRA栗東・松下武士調教師の管理馬。通算成績は10戦6勝、重賞は今年の東京スプリント(大井)、サマーチャンピオン(佐賀)に続いて3勝目。


★レース後関係者のコメント
1着 シャマル
(川須栄彦騎手)
「今日はスタートの1歩目もタイミングよく、いい出方をしてくれました。あとは馬のリズムで先行馬を見ながら進めて、理想的なポジションで進められました。前回に続いて今回も、非常に強い勝ち方だったと思いますし、力をつけていることを改めて確認できました。トリッキーな浦和も人馬とも2回目で、前回(さきたま杯)負けた時の反省を生かしてレースに臨めました。馬もしっかり応えてくれました。今後の活躍が楽しみです」

(松下武士調教師)
「前回佐賀に行ってちょっと間隔は詰まっていましたが、すごく回復が早くて、いい状態で今回のレースに臨めました。今日はスタートも上手に出てくれましたし、安心して見ていられました。今後は馬の状態を見てオーナーとも相談しますが、JBCに(賞金的に)出られないかもしれない...ということなので、南部杯に登録しようと考えています」

2着 リメイク(福永祐一騎手)
「イメージ通りのポジションで、勝ち馬を見ながら行けました。初めてのコーナー4つの小回りにも対応して、最後までしっかり走ってくれました」

3着 ティーズダンク(和田譲治騎手)
「最後はしっかり伸びてくれましたが、終始ガツンと来る反応はありませんでした。力がある所は見せてくれていますし、JRA勢相手に何とか勝ちたいのですが...」

(取材:大関隼)

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