お知らせ:

競馬実況web

11月1日(日)に東京競馬場で行われる第174回天皇賞(秋)(GI)に出走を予定しているダノンデサイル(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)について、追い切り後に行われた安田翔伍調教師の共同記者会見でのコメントは以下の通り。

「春のGIは、こちらが感じているこの馬の能力から考えると歯がゆさの残った2戦で、そのあたりをどう補っていくかを考えています。宝塚記念は、直前の大雨で特殊な馬場になりましたが、普段の調教に乗っていたら悪い方には向かないのではないかと思って送り出しました。ですが、実際にレースを見ると、最初のゴール板付近でつまずいて結構大きくバランスを崩していましたし、終始あまり上手に走れていなかったとのことでしたが、それでも最後は脚を使ってくれました。しかし、勝ちには至らず、先着を許した2頭の方が強い競馬をしたという印象です。

宝塚記念の後、馬体の確認を終えて牧場へ移動し、その時点で天皇賞・秋を目標にするということを共有して夏を過ごし、9月20日に栗東へ戻ってきました。一週前は、CWで、しっかり負荷をかける目的の追い切りだったのですが、二週前追い切りのバランスがとても悪く、口向きも良くないですし、それに伴って走りのバランスもとても悪かったので、二週前追い切りを行っての変化と、その時の馬装具のままジョッキーに乗ってもらい、レースに向けてどういう対策が必要なのかとかの話し合いをすることも目的でした。

宝塚記念の時がとてもバランス良く走れていましたので、その時と比較するとまだ改善の余地があるのではないかとけさ乗って感じたのですが、二週前と比べるとバランスはずいぶん良くなっていました。レースが近づいているのを馬は感づいて、集中力は高まってきていますので、このまま乱すことなく日曜日を迎えられるように、残りの日を過ごしたいと思います。

きょうは、バランスの確認と、強い負荷を求めていたわけではないですが、その中で気持ちが乱れないようにしつつ、宝塚記念以来のレースですので、負荷が足りないということがないように、いつもより全体時計は出しました。ただ、もともと時計は出る馬ですので、リズム重視でした。いい時に比べるとまだ改善の余地は残っていると感じましたが、いい集中力で来ていますので、今回のレースに関しては、調教でやれることは今のところ十分できていると思います。レースを使った後に、レースを使ったことによる変化は生まれるとは思いますが、現時点では納得できる状態でトレーニングできています。

3歳の頃と比べると、レースが近づいてきたことを感じる能力というのは、経験を重ねてついてきているというのは感じますが、普段のしぐさとかに関しては幼いままです。肉体面も、もともとすばらしい肉体をしていましたし、そこから大きな成長は求めていませんので、この体を維持しつつ、精神面の乱れがないようにだけを意識して普段はトレーニングしています。

コース適性については、走ったことが無いので、適性のありなしは言えないのですが、枠がとても重要になるとは思っています。極端な外枠だったら組み立てる選択肢が限られてくるように思っています。

(逆転のポイントは)レースまで、ジョッキーと、馬の雰囲気とかも共有しつつ、出た枠、並びを見て、相談して判断したいと思います。すばらしいメンバーが揃った天皇賞ですが、個人としても、3着はもう見たくないです。その思いが馬に伝わるようにきちんとお願いしておきますので、それを受け入れたダノンデサイルを応援してあげてください」

(取材:三浦拓実)

お知らせ

お知らせ一覧