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10月15日(木)、園田競馬場(晴・良)で行われた兵庫3歳三冠の最終戦、第9回園田オータムトロフィー(ダート1700m、出走9頭)は、スローペースで逃げた3番人気のハイラブレジェンドが、菊水賞、兵庫優駿の二冠を制していたゴッドフェンサーの追い上げを振り切り、重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分53秒4。4分の3馬身差の2着が1番人気のゴッドフェンサー、アタマ差3着がミルトイブニング、4着がアースインハマー、5着がスターアイセーラだった。

勝ったハイラブレジェンドは父リアルスティール、母ルリオン(母の父キングカメハメハ)の3歳牡馬。JRAで7戦未勝利ののち兵庫へ転入、前走のトライアルの特別戦を勝ち、今回が初の重賞挑戦だった。通算成績は13戦4勝。兵庫の保利良平調教師の管理馬。鞍上は兵庫・小谷哲平騎手。

レース後のコメント

1着ハイラブレジェンド(小谷哲平騎手)
「最高にうれしいです。この馬の良さを出すには押し切るという形がベストなのかなと思っていました。ゲートが開いてから押していったのですが、一歩目は全然反応しませんでした。ただ、そこからでもしっかり二の脚であの位置までつけることができましたので、あとは自分のリズムで運んでいこうと思っていました。リズムや手応えは抜群でした。できるだけ馬のリズムを重視しながら、自分のペースで行こうと思っていましたし、ゴッドフェンサーに並ばれてからも余力はありました。ここでしっかりと勝つことができて良かったです。追い切りでミルトイブニングと併せたのですが少し離される形になり、本番はどうなのかと思っていたのですが、しっかり勝ち切ってくれました。
小さい時からずっとここで育ってきましたので、その場所で重賞を勝つことができてとてもうれしいです。これからも応援よろしくお願いします」
(保利良平調教師)
「レースがスローで、いいペースでラップを刻めたと思います。トライアル(クリスタル賞)の時は、外めの枠で、ゲートが速くなく、出負け気味で行きましたが、いいポジションを確保できました。今回、枠順が決まった段階で、(コースの内の)深いところを走ってもいいから前に行ってという話はできていました。前に行った時点でこの馬の競馬はできると思いました。どこまで残してくれるかと思っていましたが、いいペースで行けたことが大きいです。最後、並ばれても勝負根性を見せてくれて、もうひと脚見せてくれました。キックバックを少し嫌う面があるので、この形がいいのだと思います。それと園田との相性もいいです。あと、厩舎を開業した時からお世話になっていたオーナーの馬で重賞を勝てたことも本当に嬉しく思います。この後は、チャレンジの気持ちで、園田金杯に登録することを考えています」

2着ゴッドフェンサー(吉村智洋騎手)
「久々のぶんが大きいと思います。いつもの手応えがありませんでした。動きが本来のものではありませんでした。トライアルを使っていたら全く違ったと思います」

3着ミルトイブニング(吉原寛人騎手)
「前走はもう少し進んで行きましたが、ハミが抜け加減で、そのぶん(きょうの)スローペースに対応できた感じです。ゴッドフェンサーとは差が無かっただけに、交わしてほしかったです。あと一完歩でした」

4着アースインハマー(下原理騎手)
「うるさい面がありました。道中は掛かると聞いていましたので、ゲートはフワッと出しました。先行する馬が行ってくれて、いいポジションにはまりました。それでも掛かりましたが、これだけ走ってくれましたから良くなってきそうです。落ち着きが出てくればいいと思います」

5着スターアイセーラ(土方颯太騎手)
「よく走ってくれたと思います。菊水賞の時なら2周目の向正面で手応えを無くしていましたが、きょうはしっかりハミも噛んで、いい手応えで直線に向きました。ただもう少し流れてくれたらと思いました。馬自体は本当に良くなっていました」

(取材:檜川彰人)

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