7月5日(日)、佐賀競馬場(雨・不良)で、ことし創設された3歳短距離三冠の三冠目、第6回佐賀ユーススプリント(ダート1400m、出走12頭)が行われ、道中2番手から3コーナーでスパートして先頭に立った3番人気ハクアイドゥマンが後続の追い上げを振り切り、2月の飛燕賞以来の重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは1分28秒0。中団から前を追った1番人気ラウダーティオが2馬身差の2着、さらに2馬身差の3着が6番人気ダバイシュクレ、4着がアッシュアール、5着がフラクタルだった。
勝ったハクアイドゥマンは父アメリカンペイトリオット、母ミラクルロンド(母の父フジキセキ)の3歳牝馬。3歳短距離三冠初戦の佐賀城下スプリントは3着、その後の佐賀皐月賞、九州優駿栄城賞も3着と、惜しいレースが続いていた。通算成績は20戦6勝。佐賀・真島正徳調教師の管理馬。鞍上は石川慎将騎手。
レース後のコメント
1着 ハクアイドゥマン(石川慎将騎手)
「惜しいレースがずっと続いていて、ずっと悔しい思いをしてきましたので、勝ててとてもうれしいです。このような馬場(不良馬場)で、内も伸びていましたので、逃げることができたら内を通ってこようと思っていましたし、二列目でもいいかなとは思っていました。あとは、この馬のレースのクセというか、ファイトするところがいつも他の馬と違いますので、それを考えながら乗ろうと思っていました。2番手はあまり考えていませんでしたが、前の馬も内を通っていて、それに重なるように行けたのは良かったと思います。お客さんを見てフワフワするところがあるのですが、きょうもそんな感じで回ってきて、それでもセーフティーリードがありましたので、何とかきょうは持ちこたえてくれました。良かったです。
長い距離でも短い距離でもいい競馬をしてくれますし、牝馬のわりにはタフですので、これから夏を越して、秋になって、力をつけてくれたらと思います」
2着 ラウダーティオ(飛田愛斗騎手)
「返し馬でもいい感じでしたし、調子自体は良かったと思います。前は流れていましたが、後ろにも力のある馬がいましたし、前走が差していい競馬をしていましたので、仕掛けどころを考えながら追走していました。いい伸びは見せてくれましたが、結果的には前が少し楽だったのかもしれないです」
3着 ダバイシュクレ(竹吉徹騎手)
「返し馬の感じでは、前回より調子は良さそうでした。位置取りとしてはあれくらいだと思います。道中も、前は流れている感じはありましたので、止まってくれればと思っていましたが、この馬場でしたから止まらなかったです。乾いた馬場ならもう少し違っていたと思いますが、この馬の競馬はできたと思います」
4着 アッシュアール(金山昇馬騎手)
「スタートで少し立ち遅れてしまいましたが、もともとこの馬の出脚を考えると後ろからだとは思っていましたので、前を見ながらという気持ちでした。道中もスムーズでしたし、内からいい脚は使ってくれましたが、前が速かったわりには止まりませんでした。少し暑さが気になってきた感じはしましたが、頑張ってくれたと思います」
5着 フラクタル(渡辺竜也騎手)
「思っていたより後ろになってしまいました。砂をかぶるのも問題無かったですが、あまり後ろにいたくない馬たちの後ろになってしまって、道中も動けませんでした。いい脚は使ってくれたのですが、道中スムーズに動けなかったのと、馬場も先行有利でしたので、展開が厳しかったです」
(取材協力:うまかつ.net)


