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6月4日(木)、園田競馬場(曇・稍重)で行われた地方全国交流の重賞、第64回六甲盃(ダート1870m、出走10頭)は、逃げたインベルシオンの2番手を追走した2番人気のダンテバローズが直線の中ほどで先頭に立ち、最後は後続との差を広げて兵庫転入後3連勝、初めての重賞制覇を果たした。勝ちタイムは2分2秒5。逃げた5番人気のインベルシオンが3馬身2分の1差の2着、途中でポジションを上げた3番人気のエイシンレオが1馬身4分の3差の3着で、上位3頭は地元兵庫勢。1番人気の高知のシンメデージーは4着、5着は大井のミックファイアだった。

勝ったダンテバローズは父ドレフォン、母スズカエルマンボ(母の父シンボリクリスエス)の6歳牡馬。JRAで5勝を挙げてことし3月から兵庫で走り、転入初戦と2戦目の特別戦を連勝、今回3連勝で重賞を制した。通算成績は24戦8勝。兵庫・新子雅司調教師の管理馬。鞍上の兵庫・小牧太騎手は、2002年にロードバクシンで勝って以来、24年ぶりの六甲盃制覇となった。

レース後のコメント

1着ダンテバローズ(小牧太騎手)
「強い馬だというのはわかっていましたので、勝ててほっとしています。前走で一度乗せてもらってある程度の癖はわかっていましたし、きょうは仕掛けて乗ってきました。後ろの馬のことを気にしていましたので、逃げ残られるのではないかと思ったのですが、最後は脚が違いました。体が絞れていて、動きも良かったです。抜け出すときは少し心配したのですが、遊ぶところも無く、一生懸命走ってくれましたし、これから楽しみです。この馬で交流重賞を勝っていきたいです」
(新子雅司調教師)
「こちらに来てから体つきもしっかりして、緩さも取れてきて、そのぶん状態も上がっていると思っていました。ただ、最終追い切りでも抜け出すと遊ぶところがありましたので、その点を注意しながら仕上げました。今回は相手も相手でしたし、ある程度仕上げていって、どんなレースをしてくれるのかと思っていました。
レースは、逃げもあるかと思っていましたが、行く馬がいて、それを目標にできるいい展開でした。今後JBCを目指している馬ですし、ここは落とせないという思いではありました。きょうのメンバーで勝ち切れたのは大きいです。
この後はまだはっきりとは考えていませんが、馬の様子を見ながらオーナーと相談して考えたいと思います。グレードレースをまた狙いたいと思っています。ことしのJBCは金沢ですからチャンスがあると思っています。その場合は白山大賞典に行くかどうかです」

2着インベルシオン(廣瀬航騎手)
「勝ち馬は強かったです。一瞬勝ったかと思いましたが、最後は一気に来られました。こちらも最後は脚が上がってしまいました。馬は本当に良く頑張ってくれています」

3着エイシンレオ(川原正一騎手)
「ペースはそれほど速くなかったですが、勝ち馬は強かったです。この馬もよく頑張っています」

4着シンメデージー(吉原寛人騎手)
「反応がありませんでした。内枠でポジションを取れなかったことも大きいです。走りたくないのに(砂を)かぶっている時間が長く、嫌気をさしてしまいました。外枠で3番手ぐらいを取れていたらもう少し違ったかもしれません。最後は内にもたれる癖も出てしまいました」

5着ミックファイア(下原理騎手)
「前めで競馬をしてほしいということで、ゲートを出たのでよしと思いましたが、二の脚がつきませんでした。初騎乗でしたから何とも言えませんが、もっと行くイメージでした。ゲートもおとなしかったです。うるさいと聞いていました。あとワンパンチです。3、4コーナーで離された時は厳しいと思いました」

6着ノットリグレット(保園翔也騎手)
「前日の厩舎でのテンションが影響していて、それがレースにも影響したと思います。馬に余裕があればもっと違う結果になったと思います」

(取材:檜川彰人)

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