10月24日(木)、園田競馬場(雨・稍重)で行われた2歳馬による重賞、第2回ネクストスター園田(ダート1400m、出走12頭)は、道中は中団5番手にいた1番人気のオケマルが直線で外から前を行く2頭を猛追、最後は2分の1馬身差をつけ、デビューから3連勝で重賞初制覇を果たした。勝ちタイムは1分31秒6。逃げたラピドフィオーレが2着、クビ差の3着がキングスピカ、4着がジーニアスレノン、5着がウイングスオールだった。
勝ったオケマルは父ニューイヤーズデイ、母プレシャスヴィガー(母の父サウスヴィグラス)の2歳牡馬。兵庫・盛本信春厩舎の管理馬。鞍上は兵庫の下原理騎手。
レース後のコメント
1着オケマル(下原理騎手)
「4コーナーで外に出した時にハミを取ってくれたので、届いてくれという感じでしたが、差し切ってくれました。力はあります。(レースプランは)正直ノープランでした。2歳馬で、理想通りには行かないと思っていましたので、出て考えようと思いました。力で押し切ってくれました。向正面でペースアップした時、砂をまともにかぶったら、嫌がって進みませんでしたので、どこかで外に出したいと思っていました。揉まれるのに慣れてきたらもっと力を発揮すると思います」
(盛本信春調教師)
「最初、能力検査の段階で動きが違いましたから、この馬なら(上に)行けるかなとは考えていました。前走もエンジンのかかりが遅いところがありましたが、きょうも遅くてヒヤッとしました。外に出したあと、この馬本来の伸びと力を出してくれました。前走はたまたまでしたが砂をかぶる競馬になり、きょうもそのような形で、これが今後に生きてくれればと思います。地元の園田ではひさびさの重賞ですし、最後は叫んでしまいました。交わしたのはわかっていました。
距離に関しては延びた方が良いと思います。仕上げも、まだ馬なりの追い切りしかしていません。とにかく無事に使うことを第一に来ました。これからもっと良くなってくると思います。今後のプランについては、無事に進むことを第一に考えます。来月に大きいところ(兵庫ジュニアグランプリ)がありますが、一旦放牧に出して、暮れ(園田ジュニアカップ)に備えたいと思います」
2着ラピドフィオーレ(赤岡修次騎手)
「スローに落とし込むことまでは予想通りでした。最後は小牧太騎手のキングスピカが相手と思っていましたから内に行きましたが、そこで外から勝ち馬に交わされました」
3着キングスピカ(小牧太騎手)
「力があります。馬も良いです。先々走ってきそうです。先行馬(ラピドフィオーレ)が楽に運んでいたので、積極的に運びました。4コーナーでは勝つかと思いました」
4着ジーニアスレノン(廣瀬航騎手)
「きょうも砂を嫌がる面を見せていました。密集した中でキックバックを嫌がっていました。まだキャリアも浅いですし、まだ良くなってくると思います。馬はよく頑張ってくれました」
5着ウイングスオール(笹田知宏騎手)
「きょうの馬場と枠の並びを考えて、前回より前半は出していきました。そのぶん、最後は勝負どころから苦しくなってしまいました。前回のように、もう一列後ろで我慢して運べばまた違った競馬になったと思います。ですが、勝ちにいくならきょうのような競馬をしなければなりませんでした」
(取材:檜川彰人)

