10月29日(木)、園田競馬場(晴・稍重)で行われた2歳馬による重賞、第4回ネクストスター園田(ダート1400m、出走11頭)は、序盤は後方から2頭目にいた1番人気のジョイドールが向正面で外からポジションを上げて4コーナーでは先頭、直線は迫るチャーミングナイトをクビ差振り切りデビューから3連勝、前走の兵庫ジュベナイルカップに続く重賞連勝を果たした。2番人気のチャーミングナイトが2着、4馬身差の3着が5番人気のゴッズフェイヴリト、4着がバドラ、5着がクールスカイだった。なお、エアフルトは競走除外となった。
勝ったジョイドールは父モズアスコット、母ピュアフライト(母の父プリサイスエンド)の2歳牝馬。兵庫・田中範雄調教師の管理馬。鞍上は兵庫の小牧太騎手。
レース後のコメント
1着ジョイドール(小牧太騎手)
「直線で横に来られた時はヒヤッとしたのですが、よく頑張ってくれました。少し行きたがる面があると思いましたので、あまり無理せず、好位で競馬をしようと思っていたら、馬が行かず後ろからになり、砂も少しかぶって嫌がっていましたので、一瞬ヒヤッとしたのですが、向正面で外に出したら反応が良かったので、ホッとしました。4コーナーではまだ早いと思って一息入れたのですが、それから後ろが来たので、一瞬あせりました。やられるかなと思ったのですが、この馬の力が勝ったのだと思います。まだまだこんなものではないと自分自身は思っていますし、きょうは持ったまま勝つのではないかと思っていたのですが、相手も強いですね。
(息子の小牧加矢太騎手が)プレゼンターとして来てくれることは知っていましたので、ここは負けられないと思っていました。(いいところを見せられましたね、という質問に)いつもいいところを見せているので大丈夫です」
(田中範雄調教師)
「最後はヒヤッとしました。とにかくこの馬の力を信じていました。外枠からのレースで、折り合いをつけにいって、一瞬ハミが抜けかけて、下がって驚きました。調教に関しては、馬体重を減らさないことに重点を置き、あまり強い調教はやりませんでした。最近では調教で掛かる面が増えてきましたから。そのぶん、まだまだ伸びしろがあると思います。これまではこの後の目標は未定でしたが、小牧太騎手の進言もあり、11月26日の兵庫ジュニアグランプリにします。調整がうまくいけば厩舎一丸で向かいたいと思います」
2着チャーミングナイト(吉原寛人騎手)
「3コーナーで、機動力の差で(勝ち馬に)先に行かれました。そこで突っ張ったとしても馬に良くないので、後々のことを考えて、最後を伸ばすレースをしました。最後は差し返された感じでした。現状、五分で走ったらこれくらいの差だと思います。どこかで逆転したいです。むしろこの馬は、相手が強く、流れている方が、掛かることなくいいと思います。時計も詰めて成長していると思います」
3着ゴッズフェイヴリト(田野豊三騎手)
「行く馬が速く、展開もあって、いい競馬をしてくれました。本来ならもう少しポジションを取りたかったのですが、ゲートをもっさり出る形になりました。馬体重も減っていましたし、本来ならもう少し詰められたと思います。3、4コーナーで外へ外へと行く形の中、この馬としては強い競馬をしてくれたと思います」
4着バドラ(杉浦健太騎手)
「ハナを主張して、自分の競馬はできました。今の馬場が外が伸びる馬場で、それを思うと走りにくい馬場でした。それを考えたらよく頑張ってくれました。いいスピードがあり、今後も楽しみを持てる馬です」
5着クールスカイ(大山真吾騎手)
「きょうはこのような(好位の外からの)レースをしたいと思っていました。前走は内枠でスローペースにはまったレースでしたし、切れるというより長く脚を使うタイプで、自分から動くレースができました。ペースアップの時に上位馬との差が出ました。ですが、直線でもう一度盛り返す手応えがありました。この経験はこの後につながってくると思います」
(取材:檜川彰人)



