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船橋競馬場(晴、良)で15日、第68回ダイオライト記念(JpnII、ダート2400m)が行われ、1番人気のグロリアムンディが直線で先頭に立つと、後続に9馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分37秒2、騎乗していた川田将雅騎手は前日の黒船賞(高知)に続く重賞制覇となった。

2着には1周目4コーナーで先頭に立ってペースを作った4番人気のテリオスベル(JRA)、3着に3番人気のメイショウフンジン(JRA)が入った。4着のエルデュクラージュ(船橋)が地方最先着、2番人気のペイシャエス(JRA)は5着だった。

グロリアムンディは父キングカメハメハ、母ベットーレ(母父Blu Air Force)の牡5歳、毛色は鹿毛。JRA栗東の大久保龍志厩舎所属。通算16戦6勝(中央15戦5勝)、重賞初制覇。

【レース後のコメント】

1着 グロリアムンディ(川田将雅騎手)
「スムーズに競馬をしてくれたと思います。何よりここ数戦、この馬らしい走りが出来ていなかった中で、久しぶりにこの馬らしい走りをお見せする事が出来たのが一番良かったという所です。走れていた頃と、結果を出すことが出来ていなかった時の差というものも話をして聞いていまして、今日返し馬に乗った時に、これなら大丈夫だろうという感触を得ましたので、何の不安もなくレースに向かって行く事が出来ました。昨年ももっと大きい所を取って行けるという事を期待されていて走っていたと思いますし、今年改めて初めてのタイトルを取れましたので、ここからこの馬らしく歩んでいけたらという思いです」

2着 テリオスベル(江田照男騎手)
「いつも通りの競馬をしました。強引な競馬にはなりますが、どこかでハナに立たないといけないですからね。今回は内が空くのを活かしました。突つかれる競馬になりましたが、人馬共に頑張りました。(自身も)バテずに乗れました。スタミナがすごい馬です」

2着 テリオスベル(田島俊明調教師)
「スタート自体は速くなくて、いつも通りでした。内枠でしたし、内を選択して自分の形に持ち込めました。先に追い出しましたが、2着争いはよくしのいでくれました。勝ち馬とは脚の違いですね。江田照男騎手も1周追ってくれましたし、馬はしっかり力を出してくれました」

3着 メイショウフンジン(酒井学騎手)
「自分の形で競馬ができました。テンはある程度促し気味に行きましたが、テリオスベルが動いて行くなとは思っていました。今の馬場は内をあけて走ることが多いので、他の馬が内から来るだろうとも思っていました。この馬は番手で前を見る形で行かせましたが、勝ち馬が一瞬で上がって行きましたね。テリオスベルもスタミナがすごい馬でした。その中でフンジン自体も今年に入って重賞で着に入れるようになって力を付けています。今後も期待したいです」

4着 エルデュクラージュ(本田正重騎手)
「具合が良かったです。前を交わしたかったですけどね。3着は欲しかったです」

5着 ペイシャエス(戸崎圭太騎手)
「初めて乗りましたが、左にささる感じがありました。追い切りからそうだったみたいですが......」

(取材:大関隼、米田元気、山本直)

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