25日(日)、良馬場の香港・シャティン競馬場で行われたクイーンエリザベス2世カップ(G1・芝2000m・出走7頭)は、ヴィンセント・ホー騎手が騎乗した日本の5歳牝馬ラヴズオンリーユーが直線で追い比べから抜け出し、2分01秒22のタイムで優勝した。G1制覇は2019年のオークス以来で2回目。
3/4馬身差の2着にグローリーヴェイズ、3着にデアリングタクトが入り、4着キセキまで4頭参戦した日本勢で上位を独占。連覇を狙った地元香港のエグザルタントは5着だった。
レース後のコメント
1着 ラヴズオンリーユー
(矢作芳人調教師)
「興奮して言葉が出ません。ドバイからは1頭となり調整が難しい中、たくましく成長してくれた馬には感謝しかありません。また、このように難しい調整を成し遂げてくれたスタッフは、我がスタッフながら誇らしく思います」
(ヴィンセント・ホー騎手)
「表現できないほど素晴らしい気分です。馬がとてもしっかりしていて、レースでは残り800メートルまでじっとすることができ、そこから動かしていくとしっかり反応してくれました。クイーンエリザベス2世Cは、香港ダービーや年末の香港国際競走とならんで、私の夢の一つだったので、勝つことができてとても嬉しいです。今日はチャンピオンズマイルも勝つことができ、私の騎手人生のハイライトとなりました。関係者の皆様に感謝しています」
2着 グローリーヴェイズ
(尾関知人調教師)
「気持ちは入りながらも落ち着いており、納得のいく状態で送り出せたと思います。レースでは、ゲート内で少し苛々したのかスタートで遅れてしまいました。想定外のスローペースだったことを考慮すると、結果的にこれが痛かったと言えるかもしれません。直線ではこの馬らしい伸び脚を発揮し、2000メートルでも走り切って2着ということで、よく頑張ってくれたと思います。悔しさは残りますが、負けて強しの競馬を見せてくれました。いろいろと対応してくださった香港ジョッキークラブの皆様に感謝しています」
(カリス・ティータン騎手)
「良いレースだったと思います。早めに仕掛けようと思っていたので、ホー騎手(ラヴズオンリーユー)と同じタイミングで上がって行きました。最後の直線では良い脚を使ってくれたと思います」
3着 デアリングタクト
(杉山晴紀調教師)
「初めての輸送もこなしてくれました。道中も、内ラチに沿って不利なく走ってくれました。今日に関しては、素直に勝った馬を褒めるべきだと思います。最後に、こういった場を提供してくれた香港ジョッキークラブには感謝申し上げたいです」
(松山弘平騎手)
「いつもどおり良い走りをしてくれたと思いますが、1番人気に支持していただいていたのに結果として負けてしまい申し訳なく思っています。 敗因はちょっとわからないですが、勝った馬が強かったです」
4着 キセキ
(辻野泰之調教師)
「スタートダッシュがつかず、前につけてという理想的な競馬ができませんでした。道中はリズム良く走ってくれていたのですが、レースがスムーズに流れたので切れ味勝負となり、キセキには向かない展開となってしまい残念でした。しかし、まだまだ頑張って走ってくれています。まずはねぎらってあげたいと思います」
(チャドレー・スコフィールド騎手)
「出遅れてしまって道中は中団に付けるしかありませんでした。ペースがスローで彼には展開が向きませんでした。残り200メートルでは良い脚を使いましたが、ちょっとペースが遅すぎました。この展開の中で良く走ってくれたと思います」
(JRA発表)

