6月7日(日)に東京競馬場で行われる第76回安田記念(GI)に登録しているシックスペンス(牡5、美浦・田中博康厩舎)について、追い切り後の田中博康調教師のコメントは以下の通り。
(前走のマイラーズC7着を振り返って)
「外枠でしたし、うちとしても初めての転厩馬でしたので探り探りの部分ではありました。中間の感じも自信を持てるものではなかったので、ジョッキーにも自信を持ったオーダーというか、ジョッキーとのやりとりでもう少し良い指示を出せていたらというのは悔やまれました。こちらが思っていたようなこの馬の現状の状態を考えても、イメージより走れたなという印象でした」
(調教過程を振り返って)
「(1週前は)マイラーズカップの時よりは自信を持って調整していますし、左右のバランスも多少ですけど改善傾向にあって、少し動きが良くなってきたのかなと思います。まだまだ真直性を欠く部分もありますし、走りの伸縮も重賞やGIという舞台で戦うにはもう少し改善が必要かなと思っています。
ずっと通してですが、気持ちがなかなか向かないというか、真剣に走っていないのかなと思っていた部分もあって、先週末の日曜日にブリンカーを初めて着けました。そういったところの変化も今日は見てはいましたが、多少しっかり走れているのかなと思います。重たい馬場でしたが、見ている印象としては良かったです」
(転厩して2戦目。この馬の特徴は?)
「5歳になってからですし、この馬が元々育成期からどのような性格だったのかなというのは把握できていないですが、なかなか(気が)強い馬だなというのが印象としてあります。その辺りをこの歳で取り除いていいのかなとは思ったのですが、取り除きつつやっています。バランスも、曲がっていた方がスムーズに加速できる馬もいるので、どの程度修正していいものなのかも探り探りではありますが、今は良い馬になったなという印象です。ただ、これがパフォーマンスを上げることにつながっているのかは、次がうちに来てから2走目ですし、分からない部分はあります」
(今回のレースに向けて)
「すごく向く舞台だなというのは感触としてはないのですが、毎日王冠をしっかり勝っていますし、やってみないと分からないのかなと思っています。前回が想像以上の走りだなと思いましたし、前回からは幾分上向いたなという印象です。ブリンカーを着けてみたり、実は真面目に走れていないのではないかと推測してみたりと、2走目になるにつれてこの馬の性格をより深く理解が進んだので、よりパフォーマンスを上げられたら良いなと思っています。
ダートも使っていますし、走りは少し低めで道悪があまり得意という感じはしないのですが、かと言ってあまり苦にもしないのかなとも思います。(渋った馬場も)こなしてくれると思います。
GIはまだですが、この馬もここまで重賞をたくさん勝っていますし、実績上位だと思います。レーベンスティールとはまた脚質も違いますし、シックスペンスもしっかり上位に食い込めるように2頭で頑張りたいと思います。応援のほどよろしくお願いします」
(取材:米田元気)


