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18日(水)、良馬場の大井競馬場で行われた3歳馬のダートグレード競走の第8回雲取賞(JpnIII・1800m 出走16頭)は、道中2番手追走の3番人気リアライズグリントが直線の追い比べを抜け出して押し切り、未勝利戦から2連勝で重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分54秒0。

3番手追走から追い詰めた2番人気のトリグラフヒルがクビ差で2着、さらに6馬身離れた3着に1番人気のマクリールが入り、4着ケイツーリーブルまでJRA勢が上位を占めた。地方馬ではゼーロス(大井)の5着が最高着順だった。

勝ったリアライズグリントは父キタサンブラック、母マドラスチェック(その父Malibu Moon)という血統の3歳牡馬で、通算成績は5戦2勝(うち地方1戦1勝)。管理する矢作芳人調教師(JRA)、騎乗した坂井瑠星騎手ともに雲取賞は初制覇となった。

<レース後の関係者コメント>
1着 リアライズグリント
(坂井瑠星騎手)
「(1着になって)寒いなぁ、と思いながら乗っていましたが良かったです。体重は減って(マイナス11キロ)いましたがそれほど変わりもなく、使うたびに良くなっていると返し馬で感じました。昨日、今日と競馬を見ていてこの形が一番勝ちやすいのかなと思って乗っていましたし、リズム自体も非常に良かったです。直線で少し物見をして外に行ってしまう所がありましたが、寒い中でも熱いレースを見せてくれて、よく頑張ってくれたと思います。初戦の頃からいい走りをしていましたが、使うごとに良くなっていますし、これからまだ良くなってくれる馬だと思います。今この状態で重賞を勝てて、今後の走りが非常に楽しみです。今回重賞を勝てましたし、何とかGIの舞台で勝てるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」

(矢作芳人調教師)
「やはり生まれ故郷ですから、大井での勝利は格別ですね。戦前に想定していた最も良いポジションが2番手だと思っていたので、良い形で運べていると思っていました。(直線の競り合いは)ちょっと分が悪いかなと思いましたが、馬が遊ぶくらい余裕があったようなので、馬が凄いなと思いました。このあとは基本的には羽田盃、東京ダービーへと思いますが、今後に関してはオーナーともじっくり相談して考えたいと思います。(ファンの皆様にメッセージを、と水を向けられて)やりました!サウジと同じくらい嬉しいです。ありがとうございました」

2着 トリグラフヒル(松山弘平騎手)
「スタートからしっかり流れに乗れました。持久力があるので早め早めの競馬をしましたが、勝った馬もしぶとくて、強かったです。残念です」

3着 マクリール(クリストフ・ルメール騎手)
「ゲートの中でちょっとチャカチャカしていてスタートが速くなく、後ろからになりました。向正面からポジションを上げていきましたが、3コーナーくらいから手応えがなくて前の馬と離れてしまいました。ただ直線はもう一度じりじりと伸びていました。これから強くなると思います。馬場も重かったですね。もう少し速い馬場のほうが良いでしょう。普段は瞬発力のある馬ですが、馬場が重くて加速できませんでした」

4着 ケイツーリーブル(津村明秀騎手)
「牡馬相手で牝馬は1頭だけでしたが、よく食らいついてくれました。ワンターンよりも、コースを1周する1800mのほうが競馬がしやすいです。ゲートの駐立があまり良くないので、そこは改善していきたいですね。十分やれます」

5着 ゼーロス(笹川翼騎手)
「途中まで凄くリズムが良かったですし、勝つのではと思うくらいでした。ただ、上位の2頭はもう一段ギアがあった感じで、最後の1ハロンでこちらが先に一杯になりました。ただ、真っ向勝負で凄く感じよく4コーナーまで回ってきているので、ポテンシャルを感じました。負けはしましたがリズムは良かったですし、現状の力は出せました」

6着 アヤサンジョウタロ(野畑凌騎手)
「良いスタートを切って、いい位置で流れに乗れました。直線で一度脚が上がりましたが、もう一回脚を使ってくれたので、凄く収穫がありました。頑張ってくれました」

(取材:大関隼)

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