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11月27日(木)、園田競馬場(曇・稍重)で行われた第68回園田金盃(ダート1870m、出走12頭)は、道中3番手集団にいた4番人気のオディロンが2周目3コーナーから前を行くラッキードリームと2番手オケマルとの差を詰め、最後の直線では外を通って前の2頭をとらえて重賞2勝目を挙げた。勝ちタイムは2分2秒6。1番人気だった無敗の兵庫三冠馬オケマルは2馬身差の2着、さらに1馬身2分の1差の3着が逃げたラッキードリーム、4着がマルカイグアス、5着がフラフで、2番人気のアラジンバローズは9着だった。

勝ったオディロンは父キタサンブラック、母パラフレーズ(母の父Pivotal)の6歳牡馬。JRAのオープンから去年兵庫に転入してことし2月の白鷺賞で重賞初制覇、前走休養明けの特別戦は2着だった。JRAと地方を合わせた通算成績は24戦7勝。兵庫・森澤友貴調教師の管理馬。鞍上は吉村智洋騎手。

レース後のコメント

1着オディロン(吉村智洋騎手)
「力があるのはわかっていましたので、あとはどれだけ信じて乗れるかというだけでした。うまいこと行きました。馬がしっかり力を出して走ってくれました。
人気馬が前を固めるのではないかと思っていましたので、その後ろ、できればオケマルの後ろを取りたいと思っていました。一番いいところを取れたのではないかと思います。抜群に折り合っていましたし、手応えもとても良かったです。勝負どころは自分から動こうとは思っておらず、前が動いてから手応えのいい馬の後ろをついていって、直線だけ一番外に出せば突き抜けるだろうと思っていました。最後の4コーナーを回る時にはきっちり差せると思いました。
(これまで騎乗してきた馬が他にもいたが)一番実力を出してくれるのがこの馬ではないかと思いましたし、申し訳ない気持ちもありましたが、無事に勝てたので、許してください。操縦性が良く、しっかり反応してくれますし、特に言うことが無い馬です。やはりオディロン、というところを見せられたので、良かったと思います。
自分自身、最近、目標を見失っていたというか、淡々と仕事をこなしている感じだったのですが、もう一度全盛期の輝きを取り戻したいと思っていますし、きょうはその第一歩だと思っています。今後とも変わらず応援よろしくお願いします」
(森澤友貴調教師)
「改めてこの馬の強さを見せてくれたレースでした。前哨戦は内容的に少しどうかというレースでしたが、ここにピークを持ってくるために余力残しという面もありました。それに馬が応えてくれました。使ったことで馬体も引き締まり、メンタルも良くなっていました。最終追い切りも良かったです。オケマルがどこまで走るかというところがありましたが、最後の最後までよく伸び切ってくれました。スローでしたが、操縦性が良いので、折り合いも心配ありませんでした。吉村智洋騎手が上手く運んでくれました。脚元に不安があるので、厩舎スタッフや牧場のみなさんが本当に良く頑張ってくれました。このメンバーで勝てたことで楽しみが広がります。地元のみならず、他場も含めて今後は考えていきたいと思います」

2着オケマル(下原理騎手)
「馬の状態は良かったです。ただ、勝ち馬は強かったです。この馬としては良いペースで運べました。ただ、最後、あれだけ追ったら、ふらつくところがありました。初めてあれだけ追いました。これで力をつけてくれればと思います。今回はこれだけ強いメンバーでの戦いですから、まだまだ楽しみです」

3着ラッキードリーム(笹田知宏騎手)
「きょうは仕方ありません。喉の手術をして、その影響が若干残って、息が切れましたが、長くいい脚を使うというこの馬の特徴は出せました。次につながる内容でした」

4着マルカイグアス(鴨宮祥行騎手)
「オケマルの後ろを取りたかったのですが、勝ち馬がそこを取る形でした。最後、いい脚を使っただけに、向正面でアラジンバローズにかぶせてこられたのが響きました。これまでのような大味なレースではありませんでしたし、また頑張りたいです」

5着フラフ(松浦聡志調教師)
「スローな展開になったのが良かったです。持ち味は瞬発力で、他馬が外を回したぶん、騎手が上手く内を突いてくれました。収穫のあるレースになりました」

(取材:檜川彰人)

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