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10月13日(日)に京都競馬場で行われる第29回秋華賞(GI)に出走を予定しているセキトバイースト(牝3、栗東・四位洋文厩舎)について、追い切り後に行われた藤岡佑介騎手の記者会見でのコメントは以下の通り。

「春まではどうしても体を維持するために調教も目一杯はやれていない感じで来ていたのですが、前走のローズステークスは、調教の段階から、ひと夏越しての成長というか、不安なく調教が積めていると四位調教師からも聞いていました。追い切りの感触もその通りでしたので、状態に関してはとても自信を持って行きました。ただ、距離に関しては初めてで、春までは1600m以下で結果を出していましたので、そこがどう出るかというところだけでした。

馬体重が増えていたのは成長分で、良かったと思います。気性面も、休み明けという部分もありましたが、とても落ち着きが出て、追い切っても気持ちがたかぶりすぎない感じでしたので、加減することなくやれました。春は、調教の段階から、抑えるとどうしても背中に少し力が入って頭を上げてしまうようなところがあったのですが、前走では、少し嚙んだところから我慢がきいて、いいラップを刻めているとレース中も思っていましたので、そのあたりはとても成長したと思っています。

一週前の追い切りは併せ馬でしっかり追うという形で、さすがに一回使ってだいぶ気持ちも体も上がって来ている状態でしたので、我慢するのは大変でしたが、この馬らしいバネのきいたいい走りができていました。今週は確認程度というか、サラッと伸ばす程度の追い切りでしたが、とてもいい動きだったと思います。内目を回ってラスト1ハロン2ハロンだけスッと伸ばしてくればいいという指示で、前走は坂路で同じような感じでやっているのですが、いつものこの馬の調整パターンで、特に問題無かったと思います。

正直、前走は仕上がっていたというか、いい状態で競馬に行けていましたので、あまり上積みという雰囲気ではないですが、前回は気持ちの面で休み明けという感じがありました。ゲートは出たものの、1コーナーまではあの馬にしては進みがマイルドだったのですが、一回使って気が乗ってきたぶん、次はテンから出ていってくれるともっといい形でハナに立てる感じはしています。そこはレースに行って変化が欲しいところです。

安定して先行できる馬ですので、普通のレースだとコース設定自体はいいと思うのですが、秋華賞は先行馬が結構厳しいイメージがありますので、1コーナーの入りとか、うまくリードできれば、いい形に持ち込めるのではないかと思います。ハナに立った方がリラックスできる感じの馬です。ただ、性格的にハナに行かなければいけないという馬でもありません。スタートから一貫して安定したラップを刻みたいというのが本音のところですので、いい形で入って、いいラップで行きたいという感じです。スタートから1コーナーまでのダッシュがカギになると思いますし、この馬はGIのスタンド前の発走を春に経験していませんので、うまく気持ちが噛み合えば、いいスタートが切れれば、理想の展開に持ち込めるかなと思います。

とても前向きで、気持ちの強い馬です。交わされてからもバタッと止まらないというか、もうひと踏ん張りしようという気持ちの強いところを見せてくれる馬ですので、そこをうまく引き出せるように乗りたいと思います。

この馬の持てる能力をしっかり出し切れるように頑張りたいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材:三浦拓実)

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