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2月15日(木)、姫路競馬場(雨・良)で行われた西日本交流の重賞、第53回白鷺賞(ダート2000m、出走11頭)は、スタートから先手を奪った1番人気の地元・兵庫のラッキードリームが逃げ切り、重賞11勝目を挙げた。勝ち時計は2分14秒3。道中3番手にいた高知のトランセンデンスが2馬身2分の1差の2着、さらに4馬身離れた3着が兵庫のツムタイザン。4着が愛知のメガゴールド、5着が高知のグリードパルフェだった。

勝ったラッキードリームは父シニスターミニスター、母サクラスリール(母の父ファンタスティックライト)の6歳牡馬。通算成績は29戦17勝、重賞は、去年9月の姫山菊花賞以来11勝目。鞍上は兵庫・下原理騎手、兵庫・新子雅司調教師の管理馬。

レース後のコメント

1着ラッキードリーム(下原騎手)
逃げたら強いかなとは思っていましたが、初めて逃げて、しっかり強さをアピールできました。調教師も、行けたら行ってもいいということだったので、ゲートが決まったら積極的に行ってみようと思っていました。元気いっぱいだと聞いていましたので、少し不安はありましたが、しっかりゲートは決まってくれました。道中はかなりハミを外してリラックスして走っていましたし、大丈夫ではないかと思いながら乗っていました。後ろに有力だなと思っていた馬がいましたし、注意だけして乗っていました。最後の4コーナーでは後ろがいないのが見えましたので、あとは千切ってくれないかと思っていました。しっかり走ってくれて、さらに自分も上手に乗れたら、これだけ走る馬だというのがわかりました。ゲートが課題になると思いますが、しっかり仕上げてくれる厩舎ですので、次々と勝てるように頑張りたいと思います。
(フェブラリーステークスに出走するイグナイターとオーナーが同じで、エールを送れたかという質問に)その気持ちがかなりありましたので、ホッとしています。イグナイターも頑張ってほしいです。日曜日の応援もよろしくお願いします。
(新子雅司調教師)
行く馬がいなかったので、逃げても構わないと(騎手と)話はしていました。(ツムタイザンにマークされていましたが)後ろから来る馬には差されることはないだろうとは思って見ていました。爪の不安は、今回、全くありませんでした。ゲート内のテンションに関しては、今回は問題ありませんでした。次のステップに関しては、今のところ適当なレースが見当たらないので未定です。

2着トランセンデンス(吉原寛人騎手)
(ここ数戦は)高知の深い馬場で、距離が短いというところが合いませんでした。今回、長い距離と軽い馬場でどうかというところでしたが、いいポジションで、強い馬を見ながら、自分のタイミイングで運べました。少し勝負どころで置かれた部分が響きました。その点、課題はありますが、今日は良く走ってくれました。

3着ツムタイザン(杉浦健太騎手)
今日は枠的にラッキードリームを見る形と思っていました。ラッキードリームが逃げたので、あの展開しかないだろうという感じでした。状態はずっと良く、道中はいい手応えで運べました。勝負に行ったぶんの3着ですし、良く走ってくれました。

4着メガゴールド(宮川実騎手)
スタートが、のそっと出る感じでした。直線は伸びていましたので、好位につけて、外枠とか、直線の長い競馬場なら、もっと面白いレースができたと思います。

5着グリードパルフェ(赤岡修次騎手)
休養明けですから、ここを使って良くなると思います。次は面白いと思います。(休養中、脚元の不安がありましたが)全く気にするところはありませんでした。

(取材:檜川彰人)

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