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2月ゲストの≠ME、今回はリーダーの蟹沢萌子さんと菅波美玲さんが来てくれた。蟹沢さんは7回目、菅波さんは2回目の登場だ。お2人にお会いするのは1年ぶり。三国志の「男子三日会わざれば刮目して見よ」ではないが、アイドルは短期間にどんどん成長し、きれいになる。ましてや超特急のようなスピードで進境著しいノイミーのメンバーたち、1年ぶりの2人の佇まいは、まさに「君はスパークル」だった。

オンエア前日の16日、3枚目のシングル「チョコレートメランコリー」が発売され、オリコンのデイリーランキングで見事、第1位となった。デビューから3年、メジャーデビューからまだ1年なのに、驚くべき快進撃だ。来週23日には初の周年記念ライブ開催と、超特急ノイミー号、もうどうにも止まらない。
この日は週替わりコーナーで蟹沢さん、菅波さんに新曲への思いやMVの印象、ライブへの決意などを聞いた。「チョコレートメランコリー」を最初に聴いた時の2人の印象は、ファンと同様、驚きが大きかった。一方でこれまでの曲調とは大きく違う新境地、ノイミーの新たな魅力を発見する場になった。
MVの見どころを尋ねれば、秒単位でカット割りし、お勧めシーンを淀みなく答えてくれる。お互いのパフォーマンスを誉めあう美しきチーム愛も見せてくれる。健気に頑張っているなあと、応援したい気持ちがどんどん湧いてくる。ノイミーはそんなアイドルグループだ。次週のライブへの意気込みを尋ねると、「私たちが目指すもの、4年目に向けた心意気をお見せしたい」(蟹沢さん)、「私たちの3年間の集大成。成長した歌とダンスを見てほしい」(菅波さん)」と、目を輝かせ、決意表明してくれた。
お姉さん的存在の=LOVEの背中を追いかけるように、着実に成長し、ファンを魅了し続けたノイミー。いつまでもイコラブの傘の下にいるわけにはいかない。自らの世界を切り開き、姉貴分のイコラブに追い付き、追い越せノットイコールミー。グループ名の由来である「今までと違う自分」を日々、体感していることだろう。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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