お知らせ:

ラジオiNEWS

番組へのお便りはこちら

晩夏の風物詩、@JAM EXPO2022に27、28日、番組スタッフと伺った。3年ぶりに制限なし、スタンディングの@JAMが帰ってきた。アイドルフェスのいいところは、推しのグループだけでなく、これまで名前は知っていたけど見たことなかったグループや、名前すら知らなかったグループのステージをたまたま見て、何か気になったり、何かいいなと思ったり、新たな出会いや発見の場になることだ。 これまでラジオiNEWSに1人で出演してくれた人のグループ、例えば#ババババンビ、ナナランド、My Dear Darlinなどのライブを初めてみることができて嬉しかった。以前、番組に来てくれたが、ここ2,3年お会いしなかったFragrant Driveや純情のアフィリア、FES☆TIVEのステージを拝見し、中にはメンバーの方々と旧交を暖めることもできた。 @JAMの魅力の1つが、メーンのストロベリーステージだけでなく、廊下に特設されたピーチ、オレンジなどのステージにもアイドルが続々と登場することだ。最前列のファンとステージの距離は1メートルもなく、本当に目の前で憧れのアイドルが踊り、歌う。ファンにとって夢のような瞬間だ。28日のピーチステージに登場した元ラストアイドルの阿部菜々実さんはさすがのオーラ満載だったし、27日にオレンジステージに登壇した高嶺のなでしこも圧巻だった。こんな間近でみることができたのは、@JAMだからこそ。 最終日28日終盤のストロベリーステージは、これ以上ない、ぜいたくすぎるラインアップだった。4月に番組に来てくれたukkaからMy Dear Darlin、クマリデパートと流れるように楽しませてくれた。番組に来てくれたばかりの大和明桜さんのいる虹のコンキスタドール、番組常連の≠ME、佐々木彩夏さん、AKB48と続く豪華な顔ぶれ。そして大トリの26時のマスカレイドまで、これぞ@JAMというべき、素晴らしい構成だった。 @JAMのもう1つの特徴は、出演するアイドルが、時にファンに早変わりすること。アイドルはだいたいアイドル好きだ。自分がアイドルになる前、好きだったグループが出演していれば、出番の合間を縫って、駆け付ける。そんな微笑ましい光景が随所でみられるのも@JAMならではだ。27日のナナランドのステージは「こまちゃんを応援に来ました」というMy Dear Darlinの咲真ゆかさんと一緒に観たし、同日の高嶺のなでしこのステージは総合司会の高見奈央さん、沢口けいこさんと共に堪能した。 28日にはちょっとしたドラマがあった。ブルーベリーステージの≒JOY、開演を待っているとスタッフに肩をたたかれ、振り返るとそこに立っていたのはなんと阿部菜々実さん。小澤愛実さんがセンターを務めた「愛を知る」を、本家ラスアイでセンターだった阿部さんと並んで観るという、実に稀有な体験をした。 ラジオiNEWSが@JAMEXPOとコラボをするようになって4年。多くのアイドルが番組に出演してくれた。中には、もう存在しないグループもある。多くのアイドルを世に送り出し、成長を見守り、大きくなったアイドルがまた戻ってくる、そんな場となっている@JAM。これからもアイドルにとって、登竜門であり、聖地であり、心のふるさとであり続けることだろう。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

お知らせ

お知らせ一覧