激動の2022年、ラジオiNEWSの大トリは、≠MEの皆さん、初登場の河口夏音さんとおなじみ谷崎早耶さんが来てくれた。クリスマス直前の放送なので、お2人にはサンタへのプレゼント希望や今年の個人的重大ニュースなどを披露していただいた。放送開始からまもなく、ラジオiNEWSがトレンド入りするなど、今日もまた、ノイミーファンの皆さんが、盛り上げてくださった。
谷崎さんはライブなどでお見掛けしていたが、番組は2月以来。栗林さみさんが指摘していたように、お会いするたびに可愛さが増している。アイドルとして順調に伸びているのだろう。河口さんは初めてお会いしたが、とても感じのいいお嬢さんで、好感度が極めて高かった。さすがノイミー、いいメンバーがそろっている。
新曲「はにかみショート」の売れ行きも好調だし、米国遠征など、ノイミーにとって22年はいい年だったのではないか。オンエア中、にわかに盛り上がったロンドン公演も、ぜひ実現してほしい。そんな勢いを感じるのがノイミーだ。来年3月の4周年ライブには、栗林さんと一緒に、お祝いに馳せ参じたい。
さて、2022年の放送も今日で最後、激動の1年も残すところ、あとわずかだ。解説コーナーでも取り上げたが、今年はウクライナ戦争、米国の急劇なインフレ懸念と急ピッチの利上げ、32年ぶりの円安、値上げラッシュなど、想定外に次ぐ想定外という感じで、まさかこんな1年になるとは思わなかった。
番組にたくさんきてくれたラストアイドルが5月に活動終了、10月には26時のマスカレイドが解散と、悲しいニュースも多かった。一方で、超ときめき宣伝部、ukkaのように初めて番組に来てくれたグループもあり、ukkaは今年、念願のメジャーデビューを果たした。振り返れば、いろいろあった。感慨深い1年だった。それでもなんとか今年最後の放送を終えることができたのは、リスナーの皆さん、出演してくれたアイドルの皆さん、番組スタッフのおかげだ。改めて感謝したい。
辛いこと、悲しいこと、思い通りにならないことが多かったかもしれない2022年だが、23年は明るい1年であってほしい。最後に筆者が好きなラスアイの名曲「明日の空を見上げるために」から引用して、今年最後のコラムの筆を置きたい。
「明日の空を見上げるため、この日を生きているんだ。
どんなにつらい今日だとしても、終わるんだ、そして星が輝くよ、それが未来」。
1年間ご聴取ありがとうございました。23年もラジオiNEWSをよろしくお願いします。
（日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)
