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IMG_0014.JPG ラジオiNEWS、5周年記念月間のトリを飾ってくれたのは、元ラストアイドルの篠原望さん、間島和奏さん、「高嶺のなでしこ」の松本ももなさんだ。「のんわかもも」トリオの誕生だ。

オンエア前のスタジオでの打ち合わせ、3人が並んで座っている。なんというかわいさか。冗談ではなく、3人の周辺が輝いてみえた。華やかな空気でいっぱいだった。この段階で、今日は最高のオンエアになると確信した。

2017年10月以来、5周年。数えて255回目の放送になる。断言する。これまでで一番楽しかった。今日ほど60分が短く感じたことはなかった。ラスアイファンの皆さんも、この日の放送を心待ちにしてくださったようで、ツイートやコメントが怒涛のように押し寄せた。のんちゃんのファンからは、お祝いのお花を贈っていただいた。本当に素晴らしい3人に来ていただいた。ツインプラネットさんには感謝感謝である。

ラスアイの活動終了から5か月。あっという間のようでもあり、長く感じるようでもあり、ラスアイのいない日々を、まだ受け入れられない自分がいる。昨日届いたラストライブのDVDが、切なさを一層醸し出す。今回のロスタイムは長くなるだろうなと覚悟していた。こんな悲しい思いをするくらいなら、もう2度とアイドルグループの応援はするまいと思ったこともあった。それでも救われたのは、元ラスアイメンバーたちが、それぞれの道を一歩ずつ、歩み始めたからだ。

篠原さんはソロライブが大盛況、モデル、舞台女優、ゲーム関連、コメンテーターなど仕事の幅が広がり、マルチタレントとして才能を発揮している。地アタマの良さに加え、瞬発力、判断力に優れるので、実に的確なコメントをする。人柄が抜群だから、どこへ行っても好かれるし、ファンはいつでも暖かい。篠原さんのやさしさが、荒んだり、傷ついたりした心を癒してくれる。まさに芸能界の聖母マリアであり、弥勒菩薩である。そんな篠原さんがここから先、どんな世界で活躍するのか、わくわくする思いで、これからも見守っていきたい。

間島さんも女優として、着実に地歩を固めている。テレビドラマに、映画に、舞台にと、早くも大活躍だ。こんな頭のいいアイドルはいないと、以前から思っていたが、この日のオンエアでも、またまたそれを実感した。「のんわかもも」の3人で自由にトークしてもらった週替わりコーナー、実に見事な仕切りをみせてくれた。さすがだった。そつのない進行、時間管理も完璧で、周囲への目配り、気配りも万全だった。この人にもニュース番組でコメンテーターをしてほしい。大局観があり、感性が抜群だから、視聴者がうなるようなコメントをしてくれるのではないかと思う。

松本さんには、ファンを代表して言いたい。「アイドルを続けてくれてありがとう。ももなんほど、アイドルという仕事が似合う人はいないよ」と。この人を見ていると、まさにアイドルになるために生まれてきたのだろうと思う。人呼んで「顔面国宝」といわれる抜群の可愛らしさ、そこにいるだけで人を笑顔にさせる包容力。決して誇張でなく、日本を代表するアイドルの一人が松本さんだと思う。「アンチファン」、一回聞いたら忘れないインパクトがある。実にいい曲だ。格調高いメロディーと先鋭的、挑戦的な歌詞の組み合わせが絶妙だ。アンチファンは売れると思う。31日のイベント、仕事で参加できないのは残念至極だが、高嶺のなでしこは、これからもしっかり応援していきたい。

ラジオiNEWSの5周年記念月間、その最後をこの3人と迎えられたことが、本当に嬉しい。ラスアイがなくなってしまったのは返す返すも残念で、悲しいが、メンバーたちは健気に、たくましく、それぞれの道を歩き始めている。素晴らしいことだ。そんな彼女たちを、これからも様々な形で応援したい。来月は元ラスアイメンバー7人が活躍する「×純文学少女歌劇団」の皆さんが来てくれる。「高嶺のなでしこ」もいずれ、マンスリーゲストでお呼びしたい。そして篠原さんや間島さんのように、ソロで活躍する元ラスアイメンバーたちが、また戻ってきてくれる場所でもありたい。

6年目に入るラジオiNEWS、リスナーの皆さん、アイドルファンの皆さんにおかれましては、これからも末永く、この番組とお付き合いいただけたら幸いだ。そして頼れる相棒の栗林さみさん、これからもよろしくお願いします。

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(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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