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2月最後のラジオiNEWS、マンスリーゲストの≠MEは、この日が結成から3周年の記念すべき日。前日には3周年記念ライブを開催した。ゲストで来てくれたのは6回目の出演となる尾木波菜さんと3回目の鈴木瞳美さんだ。前夜のライブでお疲れだったと思うが、にこやかにご出演いただき、ありがたい。

3周年ライブ、メンバーのお二人もファンの皆さんも、まだ興奮冷めやらぬ状態でのオンエアとなり、ライブの感動が持続したような心地良い空気感があった。筆者と栗林さみさんも夜の部にお邪魔した。東京フォーラムの大きなホール、会場は色とりどりのサイリウムで埋め尽くされた。メジャーデビューからわずか1年のグループとは思えないパワーだった。
ライブはいきなり新曲「チョコレートメランコリー」で強烈に始まり、そのまま一気に上昇気流に乗って突っ走った。舞台上の装置が素晴らしく、途中挿入されたメンバーたちのビデオの肉声や直筆コメントが泣かせた。圧巻だったのは最後、ファンたちの手書きのメッセージが、曲に合わせて次々と登場したこと。あれほどファンにとって嬉しいことはなかっただろう。
放送でも尾木さん、鈴木さんにライブ当日の思いや、ここまで3年間の歩みを振り返っていただいた。コロナ禍でファンと会えなかった2年目、デビューできるのかと不安になったこともあったが、あの辛い時期があったからこそ、ファンとの距離が縮まったという尾木さんのお話が印象的だった。サプライズだったメジャーデビュー決定の一報、メンバーたちにとって、一生忘れられない瞬間だったろう。
鈴木さんが語る。ノイミーといえば青春、ファンには一緒に青春を駆け抜けてほしいと。もうそんな年じゃないよ、という世代のファンも、ノイミーと一緒なら、またあのころの気持ちに戻れるかもしれない。そんな淡い感情を抱かせるのがノイミーだ。
始まったばかりのノイミーの4年目は、さらに輝きを増す1年になることだろう。5月には初の舞台も待っている。熱い熱いファンたちを東京ドームに連れていく、そんな彼女たちの約束、意外と早く実現するのではないか。今のノイミーの勢いをみていると、そう思う。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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