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髙松瞳,鈴木亮,栗林さみ

5月はいい。晴天でも暑くなく、風はさわやか、陽も長くなる。気分は高揚し、外へ出たくなるのだが、残念ながら今年もまた、5月はじっと我慢の1か月になりそうだ。この日、緊急事態宣言の延長が事実上、決まった。そんな5月、ラジオiNEWSのマンスリーゲストは=LOVEの皆さんだ。昨年7月以来、あの時はまさか、コロナ禍がここまで長引くとは思わなかった。

この日のニュース解説は3度目の緊急事態宣言についてだった。1回目の緊急事態宣言から1年、私たちはこの間、多くの経験を積んだ。どちらかと言えば、辛い経験の方が多かった。予期せぬこと、思い通りにならないことの連続だった。それでも逆境の中、新しい発見もあった。
在宅勤務は、やってみたら意外と仕事がはかどった。オンライン会議も思ったよりスムーズにできた。外食はできなくても、配達してくれるマクドナルドを自宅で食べられるようになった。好きなアイドルのライブは中止になったが、オンライン配信を、グラス片手にくつろぎながら見るのも悪くないなと思った。1年前なら考えられなかったことが、次々と日常の風景になりつつある。

今月のマンスリーゲスト、イコラブの先頭を切ってくれたのが髙松瞳さんだ。デビュー当時からセンターを任される実力者、明るく朗らかで、チームの盛り上げ役だという。閉塞感の強い今の時代に、貴重な存在だ。
イコラブは12日、初のアルバム「全部、内緒。」をリリースする。デビュー以来、8作連続でオリコントップ10入り、うち2作は1位という輝かしい実績。何よりすごいのは、デビューから3年余りで日本武道館コンサートを開いたことだ。多くのアーチストが夢と語る武道館コンサート、ファンの熱い支援の賜物なのだろう。この日も番組のハッシュタグをつけたファンの熱い声援が殺到し、なんとラジオiNEWSがツイッターのトレンド入りした。

コロナ禍はワクチンの接種が始まり、はるか彼方に光が見えてきたが、まだまだ厳しい状況は続く。人生、追い風ばかりではない。逆風を乗り越えてこそ、人も組織も強くなる。熱いファンの皆さんと一緒に、ラジオiNEWSはイコラブを応援する。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)


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