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ラジオiNEWSに2日前にご出演いただいたばかりのukkaのメンバー、結城りなさんと葵るりさんの生誕祭ライブに3日、おじゃました。いつもukkaのライブに一緒に行く番組プロデューサーが所要で行けず、1人で行ったが、実に楽しかった。満足感があった。ライブは2部構成で、14時からの1部が結城さんの「What is」、18時半からの2部が葵さんの「かわいいが大渋滞!?」、昼夜ともに拝見した。

ご本人が大好きというAKB48風の赤い衣装でにこやかに登場した結城さん、元気いっぱいに「会いたかった」でスタート。事務所の先輩たちのカバー曲やukkaのオリジナル曲を取り混ぜ、空間を支配していく。本編ラストの「コズミック・フロート」で会場の盛り上がりは最高潮に達した。ラジオiNEWSにご出演いただいた時、この曲をやりますと公約していた結城さん、終演後に満面の笑みで「コズミック・フロート、やりましたよ!」。こちらも、アンコールで筆者の好きな「AM0805の交差点」を歌ってくれたお礼の気持ちも込めて、「ありがとう! すごく良かったよ」。

改めて感じたのは、この人はやはり歌がうまいということ。バラード調の曲が特にうまい。聞き手の心に訴えかけるような歌いぶりは、天性のものだろう。歌に自信があるからだろうか、曲の合間のトークは少なく、歌いっぱなしの1時間は圧倒的な迫力だった。アップテンポの曲を歌い、踊り、息を整える間もなく、次の曲に行く。プロの根性を垣間見た思いだった。たまたま会場で結城さんのご両親とご一緒した。聞くところによると、お父様もその昔、歌手を夢見た時代があったとか。結城さんの歌唱力は、ひょっとしたら父親譲りなのかもしれない。

2部の葵さん、自ら付けた表題「かわいいが大渋滞」そのままのライブだった。葵さんはかわいい。天性のアイドル力がある。ステージに笑顔で立っているだけで、ファンは満足する。そんな葵さんがひとたび歌い出せば、会場は興奮の坩堝と化す。カバー曲は誰でも知っているなじみの曲が多く空気はどんどん温まり、ukkaオリジナル曲では配られた白のペンライトが揺れ動き、満員の会場は沸き上がった。

お母様とお祖母様が作ってくれたという衣装を変えるためのインターバルで流れた動画も良かった。次々と投げかけられる質問に葵さんが間髪入れず答えていく。映像でもかわいいが大渋滞していた。

2回のライブを拝見して思ったのは、この2人はすごい!ということ。ソロライブは当たり前だが、たった1人で舞台に立つ。20歳になったばかりと、まもなく19歳になる少女が、デビューして2年足らずの少女が、ただ1人、マイク1本で、アンコールも含めて90分間、数百人の大人たちを魅了し続ける。こんなすごいことを笑顔で、軽々とやってのける。やはり選ばれた人たちなのだと、改めて思う。

今月のラジオiNEWSには、結城さん、葵さんを皮切りに、ukkaのメンバーが続々と登場する。もはや沼にはまる寸前だ。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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