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11月後半のゲストは#ババババンビの皆さん、まず小鳥遊るいさんと水湊みおさんが来てくれた。小鳥遊さんは2回目、21年8月以来なのでお久しぶり、水湊さんは初登場だ。お二人とも最初からリラックスされ、元気いっぱい、明るく楽しいオンエアになった。

週替わりコーナーでは、お二人にバンビの魅力をじっくり解説してもらった。メンバーの仲の良さ、SNSでの頑張り、ライブで馬鹿騒ぎと3つのポイントを挙げ、実にわかりやすく解説してくれた。

小鳥遊さんは前回ご出演時も感じたが、アタマがいい。大局観があり、番組全体の進む方向を把握しているので、コメントが的確だ。一緒にやっていて、とても安心感があった。

水湊さんも感性がいい。放送の流れが読めるので、リズムのいいやりとりができる。笑顔が素敵で、声も張りがあり、ハキハキ話すのが好印象だ。投資に関心があるそうなので、これからもラジオNIKKEIとは親和性が高そうだ。

普段は内気と言うが、この日のスタジオでのたたずまいからは想像がつかない。むしろライブ会場での元気いっぱいのパフォーマンスを彷彿とさせた。ファンも熱く、コメントが怒濤のように押し寄せ、番組を盛り上げてくれた。ニュース読みは二人とも見事な出来栄え、かまずに読み切るだけでなく、抑揚の付け方、テンポの良さ、聞きやすさ、どれも満点だった。

デビュー以来、コロナ禍や天候不順などで、大きなライブやイベントの中止が相次ぎ、「日本一不運なアイドル」と呼ばれていたそうだが、今やバンビは日の出の勢いだ。メジャーデビューが決まり、そのわずか半年後にアイドルの永遠の夢である武道館ライブが実現する。お払い効果もあったかもしれないが、メンバーたちの持つ潜在的な能力が、不遇な時代もたゆまぬ努力を続けたことで、花開いたのだろう。今のバンビは「日本一幸運なアイドル、日本一勢いのあるアイドル」と言っていい。

メジャーデビューシングルの「ゲイシャフジヤマ」、テンポのいい、盛り上がる曲だ。海外からライブにやってくるファンも増えているそうで、格好のウエルカムソングになる。これをご縁に、番組としても注目していきたいアイドルグループだ。

(日本経済新聞 編集委員 鈴木亮)

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