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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」アシスタントの大里希世です。
今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

本日の日経平均株価は200円あまり下落し、大幅反落となりました。週末ということもあり手仕舞い売りが出やすい地合いではあったのでしょうが、3ケタの下落は4月1日以来のことです。今週は為替市場でも(一瞬ですが)動きがありました。安倍政権のブレーンである米エール大学の浜田名誉教授が出演したテレビ番組で「購買力平価からすると120円はかなり円安。105円ぐらいが妥当。」との見方を示したことを受け、ドル円が一時、1円近く円高方向に振れる場面がありました。

安倍総理のブレーンである要人のこうした円安けん制発言を海外勢はどう受け取ったのでしょうか。西山さんによると「安倍政権の総意というより、個人的な見解」とする見方が多かったとのこと。その一方で、浜田名誉教授は日経新聞のインタビューで「インフレ目標はそんなに重要ではない」と語りました。この発言により「なぜ異次元緩和をしているのか、その真意が浮かび上がってきた」と西山さん。これまでにも番組で皆さまにはお伝えしてきましたが、どんな真意が改めて浮かび上がってきたのか、ぜひオンデマンドを聴いてくださいね。以下は参考記事のリンクです。

(参考記事)
[独FAZ]独、高くつく低金利のコスト

「Today'sマーケット」ではROE(株主資本利益率)を取り上げました。企業が相次ぎROEを上げるための施策を打ち出しており、まさにROEブームと言える状況となっています。議決権行使会社からのプレッシャー、スチュワードシップコード等「ROE包囲網」も敷かれています。本来、株価を上げたければ企業は業績を高めるのが本筋ですが、株価を上げたいがために、自己資本(株数)を減らすという本末転倒な現象が起きています。西山さんの解説はコチラからどうぞ。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてください。