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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」アシスタントの大里希世です。
今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

4月に入り桜の花も満開を迎えた今週、マーケットは名実ともに新年度相場入りとなりました。本日の日経平均株価は120円あまり上昇し続伸、1万9,435円で今週の取引を終えました。今週月曜日の終値に比べると約24円のプラス(週足陽線)で、しかも高値引け。さて来週はどんな相場になるのでしょうか。4月になると(続くか続かないかは別として)何か新しいことを始めたくなりますよね。この番組をお聴きの皆さまの中で「これからFX取引を始めたい、始めよう」とお考えの方がいらっしゃれば、この番組で西山さん、比嘉さん、津田さんの解説をお聴きいただき「負けない投資家」を目指して頂きたいところです。今週は米国の雇用統計発表の日ですので、番組はUst配信いたしました。ぜひコチラからご覧くださーい。



本日の「西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」は「世界最高のファンドマネージャー レイ・ダリオ」というテーマでお届けしました。以前からこの番組をお聴きくださっている皆さまには既に馴染みの名前かと思いますが、世界最大のヘッジファンド「ブリッジ・ウォーター・アソシエイツ」の創業者です。ネットの情報によると、12歳の時にバイトで稼いだ300ドルでノースイースト航空の株を買ったのが彼の初めての投資で、その数年後、ノースイースト航空がデルタ航空と合併されたことによって、株価が3倍になったとか。番組では以前、彼が作成した「30分で判る経済の仕組み」という動画をご紹介させて頂きました。

西山さんによると、そんなレイ・ダリオが「現在は1937年頃と同じ状況で米国は利上げを急ぐべきではない。もし利上げをすれば1937〜1938年の再来になる可能性がある」と警告しているとのこと。("Dalio warns FED of 1937-style rate risk")では、1937年はどんな年だったのでしょうか。金融緩和によって1929年の大恐慌の影響から米国経済は回復したものの、インフレを懸念したFRBが1936年後半から金融引き締めに転換しました。この政策判断は時期尚早だったため、米国を含めた世界経済は再び景気後退に陥った年だったとか。また、彼は2013年10月に「株式市場は18ヶ月間は大丈夫だと思う。」と述べていたそうですが、その18ヶ月目というのは2015年3月でした。

さて、皆さまは世界最高のファンド・マネージャーのこの警告をどう受け止めますか。詳しくはぜひUstをご覧くださいね。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてください。