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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」アシスタントの大里希世です。
今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

本日(27日)の日経平均株価は19,285円(終値)と前の日に比べ約185円の値下がりとなりました。前日比でプラスに転じる場面あり、400円近く下げる場面ありと、先物主導の荒い値動きでした。米国の株式市場も調整ムードが強まっており、その背景としてイエメンの空爆等、再び地政学リスクの高まりを指摘する声も聞かれています。では、西山さんの解説はというと・・・

「自社株買いのブラックアウト期間」だからとのこと。

米国では2月の1ヶ月間だけで12兆円の自社株買いが行われました。これは年間100兆円を超えるペースで、これが株価を持ち上げる要因でもありました。皆さまご承知の通り、4月の第2週から米国企業の決算発表シーズンとなります。決算発表を控えた今の時期は自社株買いが禁止されているということで、ファンド勢も買いを見送っているようです。

そして今週の「西山孝四郎のFXマーケットスクゥエア」のコーナーでは「株が上がって景気がよくならないのはなぜか」というテーマでお送りしました。一般的に株式市場は景気の先行指標と言われており、実体経済に先駆けた動きとなります。しかし、株価が上昇し始めてから2年あまりが経過しようとしていますが、実際に景気がよくなったという印象はまだまだ一部に限られ多くの人に広く浸透していない、というのが正直なところでなないでしょうか。

教科書的には景気刺激やデフレ対策として行われれる量的緩和ですが、本当に景気をよくする効果が期待できるのでしょうか?もちろんお金を借りて投資をしたり物を買ったりという場合にはメリットもありますが、一方で金利がもっと高ければ得られたであろうより大きなメリットを私たちは受けられずにいるというのが現実です。そして低金利による利益を最大限享受しているのは誰かというと、実は莫大な債務を抱えている政府です。個人も企業もこうした現実に薄々気づいているからこそ、いくら金利を低くしたところで投資や消費が増えないのかもしれませんねー。詳しくはぜひオンデマンドを聴いてくださいね。

明後日(日曜)は仙台において「ザ・マネースペシャルセミナー」が開催されます。火曜日パーソナリテイの櫻井さんと金曜日パーソナリテイの西山さんが登場されます。皆さま、ぜひ会場に足を運んでくださいね!!!

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。