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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」アシスタントの大里希世です。
今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

本日の日経平均株価は午後に入り上げ幅を広げ200円高で大引け、そしてドル円は118円台前半まで戻してきました。米国マーケットは感謝祭の祝日で昨日は休場、さて休日明けの今晩はどんな動きになるでしょうか。

大手格付け会社のフィッチ・レーティングスが先月、消費税率を10%に引き上げる時期を1年半先送りすることは「重大な事態の進展だ」として、日本国債の格付けを年内に再点検すると発表しました。「日本が20年以上放置していた行政改革による歳出削減が断行できるのか」また「日銀に出口はあるのか」という2つが焦点となっているとのこと。西山さん曰く「日本の債務問題の深刻さは、政治が財政を再建するために必要な政策を打ち出すことができないことにある。20年以上もの間できなかった行政改革があと数年の間にできるはずもなく、投機筋は懐疑的にみている。」とのこと。



財政問題同様、今後の行方が気になるのが円安です。今後、円安はどの程度まで容認されると見ればよいのでしょうか。円安が過度に進行した場合、政府・日銀は外貨準備を取り崩して円安阻止のための「円買い介入」を行う可能性もあります。円買い介入のためには売る外貨を調達する必要があり、その場合、日本政府が米国債を売り米国債金利が上昇する(米国にも被害が及ぶ)という危険性もはらんでいます。西山さんがあるグローバルマクロファンドの幹部のコメントを紹介してくれています。詳しくはぜひオンデマンドを聴いてくださいね。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。