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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」サバサバ(←性格)・浴深肉食系(←利確のスタイル)アシスタントの大里希世です。今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

マーケット今年最大のイベントとも言えるFOMCが終了しました。結果は皆さまご承知の通り、ゼロ金利政策を解除し利上げを始めるということが決まりました。一方、本日開催された日銀の金融政策決定会合において金融緩和策の補完措置が発表されました。今回は何もないであろうことが想定されていたため、マーケットはこの補完措置に敏感に反応、日経平均株価はお昼過ぎに1万9,869円まで上昇しましたが、その後は「金融緩和の限界」が意識されたのか、下げ足を早め1万8,982円まで下落、1日の高低差が約900円となる等、荒い展開となりました。ドル円も一時、123円台半ばまでドルが買われたものの、その後は一転ドルが売られ、121円台での推移となっています。



米国の利上げについては事前にたっぷりと時間をかけて織り込みが進んでいたこともあり、決定後のマーケットは総じてポジティブな反応となりましたが、津田さんが「まさにやぶ蛇」と指摘していたように、今日の日銀の決定でマーケットは再び不安定な動きになっています。今晩の米国市場がどう反応するのか注意が必要です。さらに、直近ではジャンク債市場においてファンドの解約停止があり流動性が急速に悪化しているようです。この番組でもおなじみ「新債券の帝王」ジェフリー・ガンドラック氏が「ゴキブリは一匹だけではない」と指摘しているように、破綻の連鎖につながる可能性も否定できません。西山さんも「この影響は1月以降に出てくるのではないか」とのこと。年明けはシートベルトをしっかり締めなくてはならないかもしれません。
今週は番組Ust配信しました。コチラからどうぞ。

それでは皆さま、どうぞよい週末を!
来週も「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。