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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
今週も「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」をお聴きくださり誠にありがとうございます。サバサバ(←性格)・欲深肉食系(←利確のスタイル)アシスタントの大里希世です。

本日の日経平均株価は今年初めての4日続伸、終値は54円高の1万7,014円と、約1ヶ月ぶりに1万7,000円台を回復しました。今野記者の解説にもあったように、鉱業や石油等の資源株、また輸出関連や海運等の景気敏感株が総じて堅調でした。このまま日本株は落ち着きを取り戻し上昇基調へと入っていくのでしょうか。折しも米国では11月の大統領選挙に向けた各党の候補者指名争いが行われています。皆さまもご承知の通り、共和党ではトランプ候補が健闘を続けています。世界一の権力者と言われる米国大統領に誰がなるのか、世界中がその行方に注目していますが、日本でも今年の7月に選挙が予定されています。年初からの株価下落によって年金の損失問題が取りざたされる可能性もあり、政府としては選挙対策として株価を上げておきたいというのが正直なところではないでしょうか。ではどの程度までの上昇が見込めるのでしょうか。

本日は米国の雇用統計発表の日ということで、番組をust配信しました。ぜひコチラからご覧ください。



さて、これまで売り一色だった資源価格はようやく底を打ったと見てよいのかどうか。西山さんによると「一部ヘッジファンドが鉱山株や資源株を買い始めている」と。番組では原油先物、BHPビリトン、リオ・ティント、そしてヴァーレのチャートをご紹介しました。短期的なリバンウンドになるかもしれませんが、潮目が変わった可能性も否定できません。西山さんのチャート解説等、詳しくはコチラからどうぞ。



先月パース(豪州)に行った際の写真です。街の中心部にひときわ高くそびえ立つリオ・ティントとBHPビリトンのオフィスビルがご覧頂けるかと思います。どうですか、ドーンとすごいでしょ。他のビルが小さく見えるほどです。この2社の本社はいずれもメルボルンにあるそうですが、西豪州(パース)は豪州の資源・鉱業産業を支える重要地域のため、このような立派なオフィスビルがあるようです。石油や鉄鉱石、天然ガス等を含むコモディティ価格の下落により、この2社の業績も厳しい局面にありますが(リオ・ティントは2015年12月期は最終赤字に転落BHPビリトンは大幅減益との報道)、西豪州(パース)は食糧やサービス産業(旅行等)にも強みを持っており、再開発投資により街は大きな変貌をとげつつあります。

この写真を撮っている場所はエリザベスキーというパースのシンボル、ベルタワーがある周辺です。約2.7 ヘクタールにおよぶ入り江で、フェリー乗り場や遊歩道などが整備され、今後、高級ホテルやレストラン等もオープンします。遊歩道を歩いているとブラックスワンのオブジェを見かけました。その奥に小さいのですが、本物のブラックスワンが2羽いるのをご覧いただけますか。マーケット的には不吉なイメージのあるブラックスワンですが、西豪州の州鳥でパースの水辺ではよく見かけることができるようです。



パースとその近郊で13軒のホテルの新設計画があり、2018年までにはホテルの客室数は約2,000室増える見通しで、その数はさらに増加傾向にあるということです。パース中心地に2016年にオープンする「クラウン・タワーズ・パース」にはカジノも併設される予定で、なんとパース初となる★★★★★★6つ星ホテルだそうです。

(「西オーストラリア州政府観光局プレスリリース」より抜粋) 

西豪州パースの経済、また街の魅力等についてはまた今後のブログでもお伝えしていきます。



それでは皆さま、どうぞよい週末を。
来週も「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。