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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」サバサバ(←性格)・欲深肉食系(←利確のスタイル)アシスタントの大里希世です。今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

本日の日経平均株価は4日続伸、終値は20円高の1万9,879円と8月20日以来、3ヶ月ぶりの高値となりました。寄り付きから売り先行で推移していましたが、引け間際にプラスに転じ、今日の高値引けでした。一方のドル円は122〜123円台での動き、今週半ばには123円台ミドルまでドルが買われるところがありました。このところ「携帯にダウンロードしたポケトラ」でエンベロープと標準偏差を表示しつつ、マイナス0.3%水準からエントリーする逆張り取引に励んでいますが、これがなかなかよい感じでワークしています。昨日、今日とちょっとドルの上値が重たくなっているのが気になるところではありますがー。



さて、今週の「西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では「2016年の日本経済はどんな年になる?」というテーマでお話し頂きました。日本の家計貯蓄率が2013年度に史上初めてマイナスになったことは衝撃でもあったわけですが、11月5日に日銀が発表した「家計の金融行動に関する世論調査」でも、日本の全世帯の半分近く(48%)が金融資産を持たない一人世帯であることがわかりました。低所得の独身層や独居老人の貧困が増えており、日本は急速に貧富の格差が拡大している国になっているようです。

年末には米国の金融政策の正常化(金利の引き上げ)やECBの追加緩和、さらには今後、日銀がどう動くのかがマーケットでは取りざたされていますが、中国の景気減速やフォルクスワーゲンの不正発覚に見られるドイツ包囲網等EUの課題、そして地政学リスクの高まりも含め、消えたと思っていた火種が再燃する可能性も否定はできません。

世界的な金融緩和により不景気の中の株高(金融相場)となっていますが、西山さんが相場の教訓のひとつとして教えてくれているが「相場で生き残るにはいかに損をしないか」ということ。そのためには定期的に訪れる相場の危機や混乱に巻き込まれないようにすることが必要です。全てを鵜呑みにするわけではありませんが、今回番組で西山さんが紹介してくれた「陰鬱博士」ことマークファーバー氏のレポートにはそのエッセンスが散りばめられています。ファーバー氏のレポート「The Gloom, Boom & Doom Report」は西山さんのブログで一部ご覧いただけます。

今週は番組Ust配信しました。ぜひコチラからどうぞ。



それでは皆さま、どうぞよい週末を!
来週も「ザ・マネー 西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。