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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」サバサバ・欲深肉食系アシスタントの大里希世です。今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

本日の日経平均株価は6日続伸、61円高の20,264円となりました。東証一部の時価総額は591兆円と1989年12月の590兆円を上回り、終値ベースで過去最高を更新。当時と比較して上場株数が増えていることもありますが、約25年ぶりに最高を更新したというのは大きな出来事ではあります。西山さんと津田さんが番組でも触れてくださったように、チャートからの過熱感は依然として乏しく、ジリジリ上昇するブブカ相場という様相です。

本日は日銀の金融政策決定会合で金融政策の現状維持が決定されました。株価は(上記のように)高い、為替も一時の円安の流れが小康状態になる中、金利も低位安定というある意味居心地のよい状態にあり、ここでの追加緩和は見送られました。今後、株価が下がる、もしくは金利が上がるという事態にならない限り、追加緩和はないと見てよいようです。西山さんの解説はコチラからどうぞ。

では、一方、米国の利上げのタイミングはどう測っていくべきでしょうか。この番組ではもうおなじみブリッジ・ウォーター・アソシエイツのレイ・ダリオは「現在は1937年頃と同じ状況で米国は利上げを急ぐべきではない」と警告しています。また、シカゴ連銀のエバンス総裁は「利上げは2016年の早い時期が妥当」と発言、エバンス氏は今年、投票権を持つメンバーに指名され、日経新聞によると「イエレンの懐刀」とも言える人物だそう。そんな彼の発言はどんな意味を持つのか、米国の利上げ時期は遠のいたのか、西山さんの解説はコチラからどうぞ。

今週は月に2回のUst配信日です。番組はUstでもお楽しみ頂けます。

ちなみに、番組の中で「ブリッジ・ウォーターが発行するデイリーレポートをFRBで読んでいない人はいない」という話が出てきましたが、ブリッジ・ウォーターのHPをみてみると、名前とメールアドレスを登録し、いくつかの条件に同意すれば、デイリーレポートのサンプルを見ることが出来るようです。


Bridgewater Daily Observations

Bridgewater Daily Observations

The Daily Observations is Bridgewater's flagship research publication. For the last 37 years, it has grown to become the "must-read" daily analysis by thousands of investors and policy makers around the world.


それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてください。