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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」サバサバ(←性格)・欲深肉食系(←利確のスタイル)アシスタントの大里希世です。今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

先週の番組で西山さんが発したアラート通り、マーケット大荒れの一週間となりました。月曜と火曜の2日間だけで日経平均株価は1600円以上も値下がりし、ドル円も一時7ヶ月ぶりの安値となる116円台まで下落するところがありました。世界同時株安的な動きは週の後半にかけてはいったん落ち着きを取り戻しつつあるようにも見えますが、中国の人民元切下げに端を発した急速な巻き戻しの動きは、新興国経済にも大きな影響を及ぼしており、こうした余波がこのあとマーケットを再度襲う可能性も捨て切れません。

「今日を含め(来週の火曜日くらいまで)3日間の相場にはまだ注意が必要」と西山さん。来週からはいよいよ、株式市場が上昇しにくい9月に突入します。さらなる暴落はないと思いたいところではありますが、何が起こるか分からないのが相場。このあと二番底をつけにいく可能性も十分あります。

番組でもこれまで度々ご紹介しているジェフリー・ガンドラックは「米国株式市況は良く言ってもせいぜい不透明なモード。こうした問題のすべてを3日間で修正できるわけがない。」と発言、またレイ・ダリオは「(米国経済は)デフレリスクがインフレリスクより大きくなっていることは現時点で明らかになりつつあるとし、FRBは量的緩和を再度実施する必要がある。」との考えを示しました。

まだまだボラティリティの高い状況は続きそうです。荒れ狂う波に果敢に挑戦するというのもひとつの方法かもしれませんが、それによって相場から退場させられてしてしまっては意味がありません。実り多い秋に向けて、ここはディフェンシブに構える方がもしかしたら得策なのかもしれません。今週の放送はコチラからどうぞ。

今週末はジャクソンホール(カンザスシティ連銀主催の年次シンポジウム)でのパネルディスカッションにFRBのフィッシャー副議長が登場します。米国の利上げに関してどんな発言があるのかないのか、また今回のマーケットの暴落や世界経済への影響、さらに中国の動向についてどんな言及があるのか、大注目です。また来週は雇用統計、そしてトルコのアンカラではG20も予定されています。どんな週になるでしょうか〜。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。