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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」アシスタントの大里希世です。
今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

15日(木)スイス国立銀行(スイスの中央銀行)は通貨防衛のため2011年に導入した「1ユーロ=1.2スイスフラン」という上限を撤廃すると発表しました。これを受けて為替市場ではスイスフランが他の主要通貨に対して急騰。IMFのラガルド専務理事も「事前に連絡がなかったのは驚きだ」と発言しているように、サプライズの政策変更にマーケットは大きく反応しました。ユーロを買ってフランを売るという為替介入を続けてきた結果、スイスの外貨準備高はGDPの7割に達する水準にまで積み上がってしまったと。外貨準備の水準には適正目安は特にないものの、世界第2位の外貨準備高を誇る(?)日本のGDP比率は3割弱であることを考えると、大きく膨らんでしまったことがお分かり頂けるのではないでしょうか。スイスフランショックがマーケットに及ぼす影響については、西山さんが詳しく解説してくれています。ぜひコチラからどうぞ。



原油価格の下落、ロシアや中国等の新興国経済はマーケットの撹乱要因として取りざたされることが多かったのですが、これらと対局にあると思われていた、いわゆる優等生であるスイス発の激震。来週以降のマーケットはどう動いていくのでしょうか。西山さんが以前から指摘されていたように荒れる1月相場、まだまだ続きそうです。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!

来週もぜひ「ザ・マネー〜西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。