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ザ・マネー~西山孝四郎のマーケットスクエア

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皆さま、こんにちは。
「ザ・マネー~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」サバサバ(←性格)・欲深肉食系(←利確のスタイル)アシスタントの大里希世です。今週も番組をお聴きくださり、ありがとうございます。

今週は米国のFOMCとGDPの発表という重要イベントがありました。GDPの発表後、ドル円は124円60銭手前まで上昇。このあと黒田ラインを超えどの水準までドルが買われていくのか、その行方が気になるところです。ちなみに、今週ある会合に参加した西山さん。証券会社の方も多く集まる会合だったそうですが、現在の人為的な相場に対し多くの方が懐疑的な見方を強めつつあると。今後、円安→株高という構図が崩れ悪い円安がどんどん進んでいく可能性を懸念する声が多くなってきているようです。


もちろん円安が過度に進んだ場合、日銀は介入をすることになります。円安阻止が目的ですから、自国通貨を買って外貨を売ることになります。日本政府が保有している外貨準備は1兆2429億ドル(2015年6月末時点)、そのほとんどが米国債で運用されています。しかし、この米国債を売ることができるでしょうか。また、1992年のポンド危機では、ジョージ・ソロスがポンドの空売りを行い「イングランド銀行を破産させた男」の異名を得ます。さらに今年1月のスイスフランショックでも、中央銀行がマーケットを制御するには限界があるということが明らかになったのではないでしょうか。

今週の「西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では、「FOMC、GDPを検証、米国の利上げの後の金融市場はどうなる?」というテーマで西山さんに解説して頂きました。米国の利上げがもし9月に実施された場合、世界経済やマーケットにはどんな影響があるのか。ぜひコチラからどうぞ。

それでは、皆さま、どうぞよい週末を!
来週もぜひ「ザ・マネー?西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」を聴いてくださいね。