2023年3月24日金曜日。経済ジャーナリスト町田徹が取り上げた今週の経済ニュースは以下の5つでした。
〈第5位〉水曜日、国土交通省が土地の公示価格を発表。2年連続の上昇に。
〈第4位〉京都市が進める「空き家への課税」が2026年度にも実現へ。
〈第3位〉水曜日、アメリカのFRB(連邦準備理事会)が9会合連続の利上げを決定。
〈第2位〉月曜から3日間、中国の習近平国家主席が、3選後最初の外遊でロシアを訪問。
〈第1位〉火曜日朝。岸田総理がインドから隠密行動でウクライナを電撃訪問。ゼレンスキー大統領との首脳会談を実現。
そして「今日のふかぼり」はこちらのテーマを取り上げました。
「インフレ対策を優先したFRB。金融不安は大丈夫なの?」
今月10日に勃発した、アメリカ西海岸を拠点とするアメリカの地銀大手シリコンバレーバンクの破綻に端を発した、欧米の金融不安がなかなか納まりません。おとついも、資金繰りのため、ロサンゼルスを地盤とするパシフィック・ウエスタン・バンクが投資会社から14億ドルを調達したとの発表があり、株式市場ではニューヨーク・ダウが前の日に比べて530ドルも下げました。こうしたことから、FRBは今回のFOMCで利上げを見送るのではないかとの見方が少なくなかったのに、あえて9会合連続の利上げに踏み切りました。これで金融不安を抑え込めるのか、無関心ではいられません。
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