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町田徹のふかぼり!

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2023年12月1日金曜日。今日のテーマは、

「新外国人労働者受入制度、これでは『選ばれない国』の人手不足は解消しないのでは?」

「現代の奴隷制度」と酷評されてきた「外国人技能実習制度」の見直しを検討してきた、政府の有識者会議が先週金曜日(11月24日)、この制度を廃止したうえで、新しい制度「育成就労」の創設を求める報告書をまとめました。

最大の目玉として、新聞やテレビが報じたのは、別の職場への「転籍」の制限期間を現在の制度の「3年」から、新制度では原則として「1年」に短縮することを打ち出したことですところが、その目玉にも「経過措置」を設けて、当分の間は1年を超える転職制限を残すことを容認する内容になっています。つまり、尻抜けの提言にとどまっており、「現代の奴隷制度」の抜本的な見直しができるのか首を傾げたくなる内容です。

 岸田政権は、今回の報告書に基づいて、関連法案をまとめて来年春の通常国会に提出する方針だと言いますが、現状は極めて危うい。日本が外国人労働者から一段と「選ばれない国」になりかねない状況です。

ということで、今日は、何をやっても、しっかりした改革を打ち出せない岸田内閣のもうひとつの問題を浮き彫りにしたいと思います。何が足りないか、みんなで考えてみましょう。

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