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7月10日の「アサザイ 今日の1社」は、ビートレンド(4020・東証グロース)を放送しました。

今回は、代表取締役社長 の 井上 英昭 様にお越しいただき、事業内容や中期経営計画等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

ビートレンド(4020)(東証グロース市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役社長 の 井上 英昭 (いのうえ ひであき)様

 

「『betrend』」

 

 コロナ禍の202012月に上場された顧客管理システムの提供をされている企業で、そのSaaSサービスのブランド名『betrend』は、外食チェーン店やスーパーマーケット・ドラッグストア・ホームセンターなどの小売店でよく知られている。

 

 実は、一般的な顧客管理システムはお客様の利用履歴を活用するレベルにまで達していない場合が多いのであるが、『betrend』は、来店回数、購買情報、予約履歴などの情報を活用し、履歴を来店スタンプや会員ランクに活用することで、利用状況に応じた顧客還元を実現できるレベルのものとなっている。この行動履歴を把握し活用するということが大きな特長であるが、具体的には店舗に来店したお客を会員化し、プッシュ通知・メール・SMSDMなどでお知らせやクーポンを配信することで再来店を促す仕組みづくりをサポートしている。

 

 また、企業の予算や店舗オペレーションに応じて、POSレジ連携や電子スタンプなどの様々な手法で来店回数や購買情報を取得することが出来るだけでなく、サブスクリプションや事前決済チケットもオプションを追加することにより対応できるものとなっている。

 そのため、上記した外食チェーン店や小売店だけでなく、スポーツクラブ、自治体、通信販売業(EC)など、消費者と身近な幅広い業種業態で利用されており、また、大手企業を中心とした導入実績を誇っていることも2つ目の特長と言える。

 

 そして、LINEのミニアプリ対応が可能なことも大きな強みである。

 これは、国内の90%以上の老若男女が日常使っているLINEの中に企業の公式アプリ(会員証)を持てるサービスだが、このアプリのダウンロードは圧倒的に時間的に早く、お店のQRコードをスキャンして約5秒で済む。これを使わず、店頭で長い時間かけて登録した経験を誰もがお持ちかと思うが、LINEのミニアプリはそのストレスがない。また、これまではLINEの中でのみの使用であったが、現在は通常のアプリのようにスマホのトップ画面にアイコンを表示できるようになり、利便性がさらに高まっている。

 

 現在の事業環境を聞いたところ、意外にもアプリ開発会社やLINEミニアプリのプラットフォームが既に淘汰の時間帯に入っているという。そのような中、同社はBtoC企業向けのアプリやLINEミニアプリの会員証の提供で、他の追随を許さない状態を築いているのだ。

 

 この背景にあることの第1に語られたのが、強固なセキュリティであった。

 同社は、企業としてのサービス開始から23年間、情報漏洩ゼロ・情報消失事故ゼロの強固なセキュリティ環境を誇っている。無論、それは、IT専門技術スタッフによる、24時間365日の集中監視・運用を行っていること、何かが生じた場合に備えたシステム構成の冗長化として、自家発電装置と大容量バッテリーにより、外部からの電源供給が途絶えても継続稼働が可能な状態となっていること、最新の免震構造の採用、ディザスタリカバリ(災害復旧)用の遠隔地でのデータバックアップの実施など、万全の体制を敷いていることにより成し遂げた金字塔であるが、このセキュリティへの評価から、近年、金融機関の顧客も多くなっているという。

 

 SaaSの収益モデルは、無論ストック化が図られている。そして、主力サービスの解約率が0.6%程度と極めて低いため、解約されない限り翌年以降も継続する売上であるARRに新規が加わり、来期以降のARRが拡大するというモデルを構築しており、このARR売上を2026年に16億円程度にまで拡大させたいと社長は語った。

 

 そんな同社がこの2月に発表した3か年の中期経営計画には、「4つの(軸の)拡大」が記されている。

 1つ目の軸は、「従来ビジネスの拡大と効率化」だ。これは、betrend connect・ラッピング構想・ノーコードツールや生成AI・カスタマイズの最適化などのビジネスの拡大を図るということである。

 2つ目は「ターゲットの拡大」。これは、国内ターゲット市場の拡大とミニアプリにおける海外展開を指すということで、大企業中心の顧客構成に加え、ミッド・スモール市場における市場競争力を高めるために、経験を活かした低価格・簡易型CRMソリューションを開発し、拡販したいと語った。

 3つ目に挙げられたのが「顧客企業サポート領域の拡大」。これは、今までの事業領域であったCRM領域に加えて、SRM(スタッフ関係管理)という領域でのビジネスの拡大を視野にいれており、エコテックサービスにも参入するという。

 そして、最後の"拡大"が「成長に向けた組織の拡大」である。これは、採用・教育・評価制度の充実を行い、社員の力で会社を強くし、人を大切にする経営である「人的資本経営」で成長するという強い意志である。

 

 これからの3年間、同社はこの中期経営計画の完達に向けてまい進するのだが、見据えているのは、「中計後」である。今回の中計が終わる3期後、それは、ラージ市場での継続的な成長、ミッド・スモール市場での大きな成長、そして、海外展開の本格化というVISIONのキックオフ・タイミングとなろう。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■ビートレンド IRサイト https://www.betrend.com/ir/

 

代表取締役社長 井上 英昭 様と

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