7月24日の「アサザイ 今日の1社」は、L is B(145A・東証グロース)を放送しました。
今回は、代表取締役社長 横井 太輔 様にお越しいただき、事業内容や成長戦略等についてお話を伺いました。
井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。
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取材後記
L is B(145A)(東証グロース市場)
ラジオNIKKEIにて収録
お相手は、代表取締役社長 の 横井 太輔 (よこい たいすけ)様
「17/20 そして・・・」
2010年9月に創業し、今年2024年3月26日に上場された、「アイデアとテクノロジーで人々を笑顔にする!」をミッションに掲げる企業である。
具体的な事業は、DX(デジタルトランスフォーメーション)によって企業の業務課題を解決するデジタルサービスを、主にSaaS(Software as a Service)で提供するものだが、ユニークなのはその事業フィールドであり、建設業、流通小売業、インフラ業、運輸・交通業等の"業務を立って行い、普段パソコンは使わない人々がいる『現場』"としており、既に4,000社を超える企業で導入されている。
サービスブランドで最も代表的なものは「direct」。
2014年10月にリリースされたこのビジネスチャットは、その後、連携して稼働するサービス群を次々にリリースすることによって、サービスを拡充させてきた。
例えば「direct Apps」は、2022年4月に開始した連携サービスで、初期アプリとしてタスク管理、掲示板、スケジュール管理の3アプリがリリースされ、続いて2023年3月に日程調整のためのアプリ「トリスケ」がリリースされた。
各アプリにおいて情報を更新すると「direct」にチャットとして通知されることから、現場の業務連絡・報告、タスク管理、掲示板、スケジュール調整などが円滑化され、「direct」だけで現場業務が完結することから、結果的に工期厳守による長時間労働の解決に寄与している。
建設業界の"現場"は、職人の高齢化による人手不足、ITツールの未活用、工期厳守による長時間労働など、対策が急がれる課題を抱えている。しかし、実際に働く人々の職務内容、ITリテラシーはばらばらで、 ITツールの利用を全員に浸透させるのは、非常に困難を極める。その点、「direct」は、スマートフォンを操作できる人であれば直感的に操作できるユーザーインターフェースを指向して開発されており、IT利用に慣れていない方でも簡単に利用できるという圧倒的な強みがある。
他の連携アプリを紹介すると、「direct Smart Working Solution」(通称「SWS」)は、「direct」とチャットボットの技術を活用した、従業員の長時間労働の是正を支援するサービスであり、残業実態を見える化されることにより、企業は働き方改革関連法に対応し、一人ひとりの勤怠を適切に管理・運用することで、限られた時間で成果を上げることができる。
また、「AI-FAQボット」という、チャットボットと会話して、必要な回答を必要な時に手に入れるAI活用によるFAQソリューションがあり、よくある問い合わせや、時間外の問合せに対して、チャットボットが対応してくれる。そして、現場向けの写真管理サービスである「タグショット/タグアルバム」は、タグを付けて写真や動画を撮影するだけで、クラウド上でデータを分類・保存できる現場向けカメラアプリであり、現場にかかわるすべての人がリアルタイムでデータを共有でき、保存した写真や動画を探す手間の削減で、現場の業務効率化に結びついている。
写真だけではない。動画については「ナレッジ動画」というサービスは、現場で最も大切な「仕事は視て覚える」を可能とするもので、現場のナレッジ(知識)やノウハウ(技術)を動画で共有することができるだけでなく、動画編集の手間も不要で、動画ごとに閲覧できるユーザーを設定することも可能なものとなっている(同サービスは、昨年2023年7月から一部のユーザーで先行試験利用を開始)。
そのほかにも、チャットボットによるソリューションとして、「direct bot RENTAL(ダイレクトボットレンタル)」及び「daab(ダーブ)」を運営しているが、前者は、現場の報告・連絡、事務作業を自動化するためのボットのレンタルサービスであり、利用者は、「現場報告ボット」、「翻訳ボット」、「熱中症予防チェックボット」といったボットをすぐに利用することが可能であり、後者は、チャットボット開発環境「daab SDK」を公開することにより、「direct」の利用者自身が開発できる開発環境を提供している。
同社の「direct」は、建設業の売上上位20社のうち、既に17社に導入されており、加えて2社が導入予定だという。
ここまで圧倒的な支持を受けている「direct」であるが、横井社長は創業当時の苦労を語られた。
同社は創業後、Twitter上のテキスト情報をイラストに変換するというアイデアから生まれた「Feel on!」をリリースし、世界的にヒットしたのだが、その後、Twitterがサードパーティ製クライアントアプリを排除する方針を採ったため、事業の継続が困難となったということ。技術者の引受先の紹介までも考えていたという。しかし、「Feel on!」を世に出した企画力や技術力を評価してきれた企業から仕事が依頼され、再度、道が拓けたのだ。
話を聞いていて、同社の社名の由来(ライフ・イズ・ビューティフル)と同名のイタリア映画を思い出した。
カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したその映画は、「これからお聞かせするのは、私の物語である」という言葉で始まる。「私」とは、父親のおかげで生き延びた息子ジョズエのことだ。
ジョズエが「direct」だとしたら、その父親グイドは「Feel on!」なのかもしれない。
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取材後記は以上です。いかがでしたか。
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
それでは来週もお楽しみに!
(関連ウェブ)
■L is B IRサイト https://l-is-b.com/ja/ir/
代表取締役社長 横井 太輔 様と




