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6月12日の「アサザイ 今日の1社」は、ノバシステム(5257・東証スタンダード)を放送しました。

今回は、代表取締役社長 芳山 政安 様にお越しいただき、事業内容や成長戦略、株主還元等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

ノバシステム(5257)(東証スタンダード市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役社長 の 芳山 政安(よしやま まさやす)様

 

「人財」

 

 上場したのは昨年20233月であるが、会社の設立は1982年で、今年創業42年目を迎える。

 事業は、業務系システム開発の「システムインテグレーション」と「クラウドサービス」の2つ。

 前期売上高の98.4%を占める「システムインテグレーション」は、主に金融業界向けのシステム開発に携わっており、中でも生命保険会社においては、複数の保険会社におけるシステム開発の実績を有している。保険会社で開発実績を重ねてきた背景には、創業時から積み重ねてきた業界の「業務知識」の蓄積がある。保険会社はその業種のみを対象とした法律もあり、業界特性、事業環境や事業内容、許認可などの部分を深く理解していなくてはシステム開発に携われない。また、これを有しているということは、契約の継続とともに、参入障壁にもなっているのが通例だ。

 このような、業界特有の業務知識を備えた「業界特化型戦略」をシステムインテグレーションにおいて行っており、現在、顧客業種は金融業界だけでなく、物流業界、エネルギー産業、商社、官公庁へと広がっている。

 

 もう1つの事業である「クラウドサービス」は、同社の製品として、飲食店向け店舗運営支援システム「Order Revolution」、受付業務支援システム「アイウェルコ」、顔認証入退室管理システム「アイウェルコトール」を、SaaS型で提供しているサービスである。

 

 「Order Revolution」はスマートメディアに対応した飲食店向けのセルフオーダーシステムを提供しており、このセルフオーダー機能をはじめ、POS機能、売上データ管理、メニュー更新等をクラウド上で管理していることから、店舗規模や業態に応じた最適なプロダクト構築が可能で、飲食店運営の効率化に寄与するシステムとなっている。

 

 また、受付業務支援システム「アイウェルコ」は、人物検知・音声認識・体温検知による完全非接触型の受付システムを提供しており、来訪者の音声受付以外にも、顔認証やQRコードでの予約受付も可能で、受付業務の省力化及び効率化を実現するシステムである。

 

 そして、AI顔認証入退室管理システム「アイウェルコトール」は、AI画像認識技術に特化し、ディープラーニング技術を深化することで、より高度な認証を実現しており、マスク有りでも顔認証が可能で、フェイク判定技術により、写真による"なりすまし"も回避する。カードタイプの認証の場合、なりすましの判定が難しく、カードの紛失リスクもあることから、顔認証の方が、より強固なセキュリティ管理システムと言える。

 

 事業環境であるが、経済産業省の「特定サービス産業動態統計調査」の情報サービス業の売上高やIDC Japan社の「国内IT市場予測」の内容を参考として、同社が推計した受注ソフトウェア開発市場の市場規模は、2023年時点で約137448億円と非常に大きな金額となっているが、これが2026年までの3年間で年平均4.4%増加し、15兆円をはるかに超えると予想している。また、既存システムの近代化であるモダナイゼーションの流れ、必要性も高まっており、DX投資需要の拡大も予想されることから、市場の需要は極めて旺盛な状態と判断していい。

 

 このような事業環境の下での同社の成長戦略であるが、今期202412月期から3期の中期事業計画を発表している。

 計数目標として掲げたものは、売上高については今期が前期比17.2%増増収、その後の2年間は前期比15%の増収を果たし、202612月期に8,403百万円を見込んでいる。

 また、営業利益については、今期16.8%の増益、その後の2期については、10%、11%の増益により、営業利益率についても、今期:9%、来期:10%、202612月期:11%と上昇する計画となっている。

 そして、この計数シナリオは主に既存のシステムインテグレーション事業のオーガニックな事業成長によるものであり、M&Aは視野に入れているものの、それによる収益拡大要素は含んでいないという。

 

 「今回の中期事業計画において重要施策としていることは人的資源への投資であり、このことは成長する上で不可欠なことと認識している。」と社長は語った。

 同社は、2030年までのビジョンとして「社会に影響を与える企業」を標榜しており、スタンダード市場からプライム市場への移行を目指している。そのために必要なことは、特にこの業種においては、「人材」を「人財」とすることであるということを同社は認識している。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■ノバシステム IRサイト https://www.nova-system.com/ir/

 

代表取締役社長 芳山 政安 様と

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