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5月22日の「アサザイ 今日の1社」は、ベネフィットジャパン(3934・東証スタンダード)を放送しました。

今回は、代表取締役 佐久間 寛 様にお越しいただき、事業内容や独自の強み、決算等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

ベネフィットジャパン(3934)(東証スタンダード市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役 の 佐久間 寛 (さくま ひろし)様

 

「最高の顧客体験を創出するロボットプラットフォーマー」

 

 「すべての人々にテクノロジーの恩恵を」をビジョンに掲げ、事業展開を行っている。

 会社の設立は1996年で、当初はマルチメディア関連機器の販売を主事業としていたが、現在は、仮想移動体通信事業者(MVNO)として多様な通信サービスを多岐にわたるルートで提供するインターネット通信サービス事業と家庭用コミュニケーションロボットの提供という2つの事業が中心だ。

 

 仮想移動体通信事業者(MVNO)とは、ドコモなどのキャリアから通信インフラを借り受けて、独自の通信サービス等をユーザーに提供する事業者を指す。一般的にはこれを利用して「格安スマホ」が提供されていることが知られているが、同社では一般顧客向け通信サービスを自社サービス「ONLYSERVICE」というブランド総称で展開している。

 

 そのサービスを紹介すると、自宅でも外出先でもインターネットが楽しめる、便利なモバイWi-Fiルーター「オンリーモバイル」は、LTEエリアで使用できる超高速モバイルWi-Fiルーターで、工事もプロバイダ契約も不要で、複数台の端末で同時接続が可能となっており、高性能タブレットやノートパソコンなど様々な組合せプランを展開している。

 

 また、格安SIM のサービス「オンリーシム」は、充実したサポートで初心者やシニアでも安心して使える格安SIMのサービスであり、専用アプリを利用することで毎月の残りの通信量が確認でき、高速通信のON/OFFをワンタッチで切り替えることができるため、通信量を節約することが可能となっている。専用アプリ内から通信量の追加チャージを行うことも可能だ。

 

 そのほか、光ファイバーを使った、より高速で快適、お得なブロードバンドサービスを「オンリーヒカリ」として展開している。光ファイバーを利用して最大1GbpsWi-Fiによりスマホも快適に使えるインターネットライフをよりワイドにするサービスである。

 

 そして、もうひとつの事業であるロボット事業は、二足歩行、音声対話による操作が可能な家庭用コミュニケーションロボットである「ロボホン」をはじめとする家庭用コミュニケーションロボットとSIMカードのパッケージ販売を行う事業である。具体的には、様々なロボットを取り扱うロボットショップ「ロボットプラネット」、会員向け動画配信、ロボホンの服を取り扱う「ロボクロ」などの展開を行っているが、ロボット事業においては、最高の顧客体験を創出するロボットプラットフォーマーを目指しているという。

 

 また、このロボホンでは、購入後の使い方、楽しみ方を学べるコンテンツの配信や、オーナー同士の情報共有など、その展開を広げており、生成AIの発展により、ロボットの会話は今後さらに高度化が見込まれることから、少子高齢化に対応するサービスをさらに展開していく方向性を示している。

 

 前期20243月期の2つの事業の売上構成比は、インターネット通信サービス事業が約77%、ロボット事業が約22%であるが、この数字は、通信事業の安定成長を軸に、新たなテクノロジーの価値(ロボット事業)を届けてきた結果であり、現段階でバランスがとれていると私は判断する。

 

 同社は、さる510日に前期20243月期の決算を発表したが、売上高は、過去最高の13,065百万円(前年同期比+4.1%)売上総利益は、利益率1.9%改善して7,355百万円(前年同期比+7.6%)となった。

 販管費はインターネット通信サービス事業の先行投資等で655百万円増加(前年同期比+11.3%)し、経常利益は、900百万円(前年同期比△11.7%)当期純利益は、735百万円(前年同期比+31.1%)となったが、両セグメント別とも売上高が前期比増収となったことは、非常に力強く映る。

 

 その両事業の前期のトピックスであるが、インターネット通信サービス事業では、プリペイドSIMの販売実績が12万枚を超え、取扱店舗数は430店舗になった。またインバウンド向けモバイルWi-Fiルーターレンタルサービスを手掛ける「eConnect Japan」の事業買収も行っている。

 ロボット事業では、主力の家庭用コミュニケーションロボットのロボホンで「ChatGPT」を活用した新アプリケーションの提供が開始されたことがトップニュースであろう。地方テレビCMを中部、福岡など21エリアで実施し、情報番組など30番組以上でロボット事業が取材されたというが、オーナーの顧客満足度向上への取組みも強化しており、フォトコンテストやオーナー会、使い方動画の配信などに取り組んできた。

 

 昨年5月に発表した中期経営方針において、ターゲット事業領域としたのが、既存事業領域(若者層中心のモバイルWi-Fi市場、シニア層中心のコミュニケーションロボット市場)に、新規事業領域(コミュニケーションロボットの進化による子育て世帯、プリペイドSIMによるインバウンド、プリペイドSIM 1年契約のニーズの高い外国人労働者などの領域)を加えたもので、販売ルートとしては、既存販路である大手商業施設、大手量販店などの優良販路に加え、ドラッグストア、ホテルなど大手販路を面として抑え、多様な通信サービスを多岐にわたるルートで提供を行っていくとした。

 

 特に今期は、メーカーなど他社の商品を取り扱い、お客様のニーズに合わせた提案を行うことで、併売力の強化を図るという。これは、これまでの自社サービスによる利益最大化から複数サービスの組み合わせによる利益最大化に舵を切るということだ。

 

 同社のステートメントは、「"アイデア"と"情熱"で世界を変える」。

 この変わらぬ2つのDNAで、より多くのお客さまが輝ける未来を築けるよう、「人びとの暮らしをもっと楽しく便利に」という想いを胸に、新たなライフスタイルを提案し続けると社長は語られた。ロボット事業で用いられた「プラットフォーマー」という単語の重さが理解できた気がした。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■ベネフィットジャパン IRサイト https://www.benefitjapan.co.jp/ir/index.html

 

代表取締役 佐久間 寛 様と

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