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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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春爛漫でございます。
 4月になり、新生活をスタートさせた方も多いかと思います。都内のソメイヨシノもまさに満開となりまして、すっかり暖かくなってきますと、スギ花粉も多くなってまいります。かゆみを感じたり目が気になる・・・状態になりますと、普段「当たり前のように目が機能している」ことのありがたみをしみじみと感じる、「今日の1社担当」の今日この頃です。

 さて、新年度スタート!を飾る「今日の1社」第1号は、皆様の目をサポートするコンタクトレンズ大手、シード(7743・東証二部)です!2014年3月12日にはJASDAQから東証二部に市場変更を行いました。
 同社の出演は2012年8月8日、同年12月12日に続いて今回が3回目。井上哲男が代表取締役社長の浦壁昌広様と再会を果たしまして、収録もたいへん盛り上がりました。

 早速井上哲男の取材後記が届いていますので、どうぞお読みくださいっ!

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取材後記

シード(7743)(東証2部)

ラジオNIKKEIスタジオで取材・収録。お相手は代表取締役社長の浦壁昌広様

 

「シードとしてのプロダクトミックスの意味」

 
▼2012年8月、初回出演の頃

 初めてシードさんにご出演頂いたのが一昨年の8月。浦壁氏が社長に就任されて1年半が過ぎた頃であった。ちょうど鴻巣研究所の増床による増産報道で7月に一日だけ出来高を伴って上昇したものの、その後利食いに圧されている時期であった。収録時の株価は269円。PBRが0.3倍台、PERは4倍台であった。社長が自嘲気味に「情けないですね。会社が3回以上潰せますよ」と言ったことが忘れられない。この言葉には、きちんと行われてきた財務面での施策が評価されていないという思いがあったのではないかと思う。それまでの2期で、業績が上向いたことから、34億円のフリーキャッシュフロー(営業キャッシュフロー+投資キャッシュフロー)をもって借入金の圧縮に努めて借入れ依存度を36%台にまで低下させた結果、1株あたりの純資産は743円にまで上昇していたのである。

 放送日に株価は10%以上上昇したが、7月の報道後と違い、バリュエーションの割安さだけでなく、市場がやっと好調な業績にも注目したことから、その後も株価は腰折れすることはなかった。製品の引き合いに生産が間に合わず、鴻巣研究所の月間生産能力を900万枚から1200万枚に上昇させた頃で、その後、1600万枚、2000万枚と増加した生産能力は、現在建設中の鴻巣第2研究所がフル稼働すれば、3000万枚程度にまで跳ね上がることになる。しかし、浦壁社長は「3000万枚作る」とは言わない。「生産能力としては3000万枚程度」という表現を使う。これは、一つの製品に特化して作るのではなく、ずっと掲げてきた「多品種少量」製品を作ることによるラインの増設等、枚数としては若干減少することを予め考えたうえでの言葉なのではないかと私は考えている。

 
▼「多品種少量」へのこだわり

 この「多品種少量」に拘る姿勢は、今朝の放送の中で上方修正した前期の数値理由を話された際に、主力の「シード ワンデーピュア うるおいプラス」の好調さを最後に回し、それ以外の製品要因をまずは述べたことからも分かる。

 就任以来、自分自身に対して「今年はこれを重点項目としてやる」と言われ、それを実行されてきたが、昨年5月にお会いした際にはこれはという具体的な重点項目を挙げるのではなく、「チャレンジャー・スピリットを忘れない」、「スピードをさらに上げる」、「真面目な仕事をする」と言われた。ここ数年で確立して揺るぎないものとなった方向性をさらに高めるとともに、なぜそれを確立できたのかという精神的な部分を忘れないことによって弛みを生じさせないということであったのだと思う。

 そして、数字を達成した。速報ベースの同社推計ではあるが、昨年の1日使い捨てコンタクトレンズの金額ベースシェアで10%を達成したのである。2008年に1.1%、2010年に4.2%であったことを考えると、その伸びが分かろう。そうでなくても、コンタクトレンズは医師の処方箋に製品まで書かれるため、シェアを伸ばすのはとても苦労するものだ。たとえ少量であっても、利用者のニーズに沿った、"シードにしか作れない製品"、"国産のクオリティを十分に訴求できる製品"を作り続けたことが数字となって結実したのである。その良例が、遠近両用の1日使い捨てコンタクトレンズである「シード ワンデーピュア マルチステージ」の度数を0.5刻みではなく0.25刻みにしたことである。また、一昨年7月に発売した女性向けの瞳をくっきり際立たせて見せる「シード アイコフレ ワンデーUV」は年度ベースで約6%程度のシェアをとり、それ自体すごいことであったが、昨年は伊勢半とのコラボ製品である「ヒロインメイクワンデーUV」と合わせて、サークルレンズにおけるシェアを26%にまで拡大させたという。「多品種少量」を語る際に目標として言われていた「シードとしてのプロダクトミックス」の深い意味が私もやっと理解できた気がする。

 
▼ステップ・バイ・ステップ

 昨年夏に週刊現代の企画で「識者が選ぶ日本の社長3人」という企画で、私は浦壁社長を含む新興市場の社長3人の名を挙げた。あれから9ヶ月、なんと、そのうち2社は東証1部に市場昇格を果たし、シードも東証2部に昇格した。そして思う。あくまでも私の勝手な憶測であるが、シードがもう一つ階段を上る日は遠くない、と。

 

 目標を掲げ、それをクリアしてきたシード。しかし、日本がシードに期待する部分はまだまだ大きい。花粉症などの対策に有効なDDS(薬物送達システム)、薬剤を瞳の奥まで送る強膜リングデバイスなどの研究もそうである。「医療器具全体で6000億円の貿易赤字であり、そのうち1000億円がコンタクトレンズ。これをなんとかしたい」と以前から語っていた浦壁社長。同社長が引っ張り、日本製品でしか、シードでしか出来ないものを求める姿勢を同社が続ける以上、私もずっとシードを応援していきたい。収録を終えて今回も強くそう思った。


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 取材後記は、以上です。いかがでしたか?
 メイド・イン・ジャパンのシードの活躍が、今後も一層楽しみになりました。

 なお、放送中にもご紹介あったとおり、シードは4月19日(土)に東京・浜松町で開催される「アサザイ・IRスペシャルセミナー」に参加します!アサザイでは収まりきらなかった話や、井上哲男からの同社分析も是非お聴きいただきたいと思います。
 下記リンクから参加申込できますので、ふるってご参加ください!

(関連リンク集)
■シード IR情報
■ラジオNIKKEI&PRONEXUS共催「アサザイ・IRスペシャルセミナー」4月19日開催※シード協賛!
■2012年8月8日放送の取材後記
■2012年12月12日放送の取材後記

代表取締役社長 浦壁昌広様、経営企画部の皆様と。
代表取締役社長の浦壁昌広様、経営企画部の皆様と。