10月28日の「アサザイ 今日の1社」は、クリーク・アンド・リバー社(4763・東証プライム市場)を放送しました。
今回は、代表取締役会長(CEO) 井川 幸広 様にお越しいただき、自社の強みや成長戦略等についてお話を伺いました。
井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。
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取材後記
クリーク・アンド・リバー社(4763)(東証プライム市場)
ラジオNIKKEIにて収録
お相手は、代表取締役会長CEOの 井川 幸広(いかわ ゆきひろ)様
「連峰とクリーク」
創業されたのがバブル崩壊が始まった直後の1990年3月で、当時は周りからは何でこんな時期に、と言われ、開業当時は資金繰りにも苦労したとのこと。それからの36年間で、阪神・淡路大震災、アメリカ同時多発テロ、リーマンショック、東日本大震災、新型コロナウイルス、ロシア・ウクライナ戦争、そして今年のイランのホルムズ海峡封鎖など、日本はもとより世界を揺るがす出来事が立て続けに起きたが、そのことが同社の事業領域を広げたとも言える。無論、社会課題を解決するという意味でだ。
同社グループが、創業以来変えていない2つのミッションが「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」。このことを追求し続けたことにより、持続的な成長を遂げ、今年8月末時点で、グループ34社、社員数約4,600人、プロフェッショナルは463,000人、クライアントは57,000社を超えるまでとなった。
勘違いされがちであるが、同社は単なる人材会社ではない。ゲームや映像をつくるクリエイター、ITエンジニア、医師、弁護士など、専門性を持つプロフェッショナルの活躍を支援するとともに、企業の課題解決に取り組み、人材紹介や派遣に加え、コンテンツ制作やシステム開発、DX支援なども手掛けている。
無論、最も有名なのはテレビ番組分野であり、地上波テレビ番組の約45%の制作に同社グループが携わっており、テレビ番組の2本に1本は同社のディレクターが担当しているといった状況だ。また、ゲーム分野では、年間約1,000タイトルのゲーム開発に携わるほか、自社タイトルを国内外へ展開するパブリッシング事業も行っている。そのほかでも、医療分野では、全国約20万人の勤務医のうち18万人が登録しており、全国約1万9,000の医療機関と契約し、医療人材のキャリア支援を通じて、医療現場の人材不足や地域医療の課題解決にも貢献している。
このほかにも、法曹、会計、建築、AI/DXなど、8つのカテゴリーに分けた幅広い分野において、34社の同社グループ企業が活躍しているが、そのうち19社は"ゼロ"から立ち上げ、成長軌道に乗せたものだという。
そんな同社グループが掲げているのは「連峰経営」。
一つひとつの企業や8つのカテゴリーを山と見立て、それらの山々が何れも高く、そしてグループとして連なることによって、"山"から"連峰"となる。雄大な山々が連なる連峰のように、各カテゴリーの強みを伸ばしながら相互に連携し、プロフェッショナルの生涯価値の向上とクライアントや社会の新たな価値創造への貢献を実現する経営を目指すという心意気を示したものだ。
業績も好調で、さきごろ発表した中間決算において、売上高、営業利益、経常利益において過去最高を記録した。売上高は前年同期比14%増収の32,058百万円、営業利益は同33%増益の2,760百万円、経常利益も同34%増益の2,760百万円となり、通期計画について、今期二度目となる上方修正を発表し、併せて期末の1株当たり配当金の1円増配(これも今期二度目で、期初予想比2円の増配)を発表した。
同社の社名は、会長が40年ほど前にヒューマンドキュメンタリーのテレビディレクターとして活動し、海外の貧困な村や難民キャンプを取材し、テレビという巨大な力を持っている反面、目の前のことを何ともできないジレンマを感じているときに思ったことから由来している。
それは、「乾燥した地に川を造り、水路をつくり、作物を育てるノウハウを提供すれば肥沃な土地となる。川というのはある意味で"生命線"であり、クリーク(小川)という生命線が生活の豊かさとつながる。そして、そのように問題をひとつずつ解決することを事業として取り組むのだ」という決意である。
連峰から流れる、豊かな滔々とした小川が、今、大河となって人々の暮らしを、精神的な面も含めて豊かにしている。
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取材後記は以上です。いかがでしたか。
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
それでは次回もお楽しみに!
(関連ウェブ)
■クリーク・アンド・リバー社 IRサイト https://www.cri.co.jp/ir/
代表取締役会長(CEO) 井川 幸広 様と




