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3月18日の「アサザイ 今日の1社」は、中央倉庫(9319・東証プライム市場)を放送しました。

今回は、代表取締役社長執行役員 谷奥 秀実 様にお越しいただき、自社の強みや成長戦略等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

中央倉庫(9319)(東証プライム市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役 社長執行役員の 谷奥 秀実 (たにおく ひでみ)様

 

「未来を預かる、未来を運ぶ」

 

 1927年に京都市中央卸売市場が全国最初の公設市場として開設され、その物流を担う京都中央市場倉庫として創業した同社は、来年、創業100周年を迎えられる。

 

 具体的な事業のセグメントは「国内物流事業」、「国際貨物事業」、「不動産賃貸事業」の3つ。

 「国内物流事業」は、倉庫保管・荷役や取扱品に応じた仕分け・梱包・検品などを実施する流通加工サービスなどの「倉庫部門」と、多彩なネットワークを持つ「運輸部門」で構成されている。その「倉庫部門」では23拠点の自社保有倉庫の他、提携先倉庫において、ロケーション管理を徹底した常温倉庫、最適な保管管理を提供する定温・定湿倉庫、書類保管専用ラック、顧客オーダーに合わせたスリット加工や流通加工など、顧客のニーズに合わせた様々な物流機能を提供しており、「運輸部門」では、全拠点で223台保有している自社便輸送を行うとともに、協力会社と輸送網も構築している。

 また、「国際貨物事業」は、通関手続きから航空・海上輸送の手配、そして貨物の形状に合わせた輸出梱包などを行い、顧客のスムーズな輸出入手続に寄与するとともに、「不動産賃貸事業」では、ホテル『京都梅小路花伝抄』を保有し、その運営は共立メンテナンスが行っている。

 

 取扱品目の構成は、前期20253月期の自社倉庫保管残高実績で、繊維工業品が約30%、樹脂等の化学工業品が約19%、フィルム等雑工業品が約11%を占めており、そのほか食料工業品、農水産品、金属製品・機械、紙・パルプなどとなっている。

 創業後、当時の日本の主要産業であった繊維業界とともに同社が成長してきたという経緯もあり、現在も、繊維工業品等の取り扱いで高いシェアを有していることが特徴のひとつだが、繊維業がその後、化学工業品の取り扱いに主軸を置いたため、同社の扱いにおいても化学工業品が増加したのだ。

 

 事業における強みだが、自社便輸送として、10t車、13t車などの大型トラックを含む208台の車両と、大型冷蔵車、ダンプアップトレーラーなど15台の特殊車輛により、多岐にわたる顧客のニーズに応えていること。また、全拠点に配備の自社便・協力会社との輸送網を効率よく利用することができる永年の経験を積んだ「配車マン」によって、全国各地を発着とする輸送手配が可能となっていることを挙げられた。

 

 また、「国際貨物事業」においては、輸出梱包から通関、国際輸送までの一貫したサービスの提供を、アジアを中心に欧米にも展開しており、認定通関業者、特定保税承認者であるAEO事業者を取得しているため、全国どの税関でも申告が可能で、保税地域を経由せずに通関手続きが可能なことが強みだ。同社はこの事業における梱包事業の体制強化を目的として、2023年1月に国際輸送取扱と梱包を得意とするテスパックという会社をM&Aした。これにより、京都・滋賀に梱包専門部隊を配置している。

 

 同社は現在、最終期を20283月期とする3か年の中期経営計画を推進されているが、成長分野である輸入化学品等の取引拡大、有力企業サプライチェーンへの参画、循環型ビジネス及び機工(輸送付随業務)分野の更なる強化、物流ネットワーク拡充として、愛知県あま市の新倉庫建設及び営業開始、国内複合輸送ネットワークの構築を重点戦略として挙げている。

 

 前期まで4期連続で増配を達成し、今期についても中間配当で既に増配を実施したことから、年度として5期連続の増配を予定している業績好調な同社は、今回の中期経営計画を定めるにあたり、コーポレートスローガン・中長期ビジョン・企業理念を再定義し、コーポレートスローガンを「未来を預かる、未来を運ぶ」、目指す未来像である中長期ビジョンを「卓越した専門性と実行力でお客様や社会に新しい価値を提供し続ける企業」、そして、企業理念を「誠実・進歩・挑戦」とした。

 今回の中計のタイトルは「NEXT CS-100」。

 「CS」は、「中央倉庫グループ」とともに、企業理念のひとつである「挑戦」にちなんだ「Challenge Spirit」を意味している。

 創業100年を来年迎え、次の100年も顧客・社会に必要とされ、従業員が誇りとやりがいを感じながら働く企業となるべく定めたコーポレートスローガン・中長期ビジョン・企業理念。それを冠した「NEXT CS-100」の進捗を見守っていきたい。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■中央倉庫 IRサイト https://www.chuosoko.co.jp/ir/

 

代表取締役社長執行役員 谷奥 秀実 様と

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