2月18日の「アサザイ 今日の1社」は、セキュアヴェイル(3042・東証スタンダード市場)を放送しました。
今回は、代表取締役社長 米今 政臣 様にお越しいただき、事業内容や自社の強み等についてお話を伺いました。
井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。
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取材後記
セキュアヴェイル(3042)(東証スタンダード市場)
ラジオNIKKEIにて収録
お相手は、代表取締役社長の 米今 政臣 (よねいま まさおみ)様
「4つのコア戦略」
会社の沿革は、現社長が社会人として外資系のコンピュータメーカーや大手インテグレーターで営業管理職を経験し、セキュリティ運用サービスという領域の将来性に着目して、2001年8月に会社を設立したことに始まる。上場されたのが2006年なので、今年上場20周年を迎えられる。
SOC (Security Operation Center)という言葉を現在でこそ耳にするが、この言葉が生まれる前から、24時間365日の運用監視サービスを提供し、Log管理基盤プラットフォームを自社で開発してきた。その後、ストックビジネスの拡大を図るとともに、2017年にはセキュリティエンジニアの派遣を行う完全子会社である(株)キャリアヴェイルを設立し、2020年にはセキュリティ運用監視基盤の開発及び販売を手掛ける完全子会社(株)LogStare(ログステア)を設立した。そして現在は、Aiを活用した製品開発及び販売、医療及び製造現場の市場開拓に努めている。
事業の説明であるが、グループの主たるビジネスである「情報セキュリティ事業」は、主にセキュリティ運用監視サービス「NetStare(ネットステア)」を展開する(株)セキュアヴェイルと、より付加価値の高いサービスを提供する、各種セキュリティ運用基盤の開発・販売を手掛ける(株)LogStare(ログステア)」の2社の事業部門から構成されており、自社開発した両社のサービスの特徴が、グループとしての競争優位性を実現している。
そのセキュリティ運用監視サービス「NetStare(ネットステア)」は、24時間365日体制で顧客のネットワークインフラを監視し、機器故障、通信障害、サイバー攻撃などをいち早く発見する、統合セキュリティ運用サービスである。前述したSOCとNOC (Network Operation Center)を融合させたプロフェッショナルサービスとして、日々のシステム監視やセキュリティ運用はもちろんのこと、機器の設定代行、ログ分析・リスク分析、セキュリティポリシーの改善提案、ネットワークの脆弱性診断など、顧客のITセキュリティを総合的に支援する、業界でも数少ない自社開発による純国産のSOCサービスだ。
続いて「LogStare(ログステア)」は、システム監視、ログ管理、AI予測といったすべての機能を1つのソフトウェアで実現する、次世代のマネージド・セキュリティ・プラットフォームである。
従来のセキュリティ運用ソフトはシステム監視とログ管理に分かれ、さらにレポート作成や将来予測のための分析ツールも別途必要となり、すべてを導入し適切に運用することは、顧客の大きな負担となっていたが、LogStareはセキュアヴェイルのSOCが実際に実務で使うレポートテンプレートが標準搭載されており、導入直後からすぐに使用できることから、導入障壁・導入コストを最低限に抑え、多機能を1つのソフトウェアで実現し、かつクラウドで提供できることが、他社にはない強みとなっている。
この2つの事業からなる「情報セキュリティ事業」が全社売上の約81%を占めており、(株)キャリアヴェイルのIT人材、セキュリティエンジニアの派遣とシステム運用サービスを行う「人材サービス事業」は約19%となっている。
同社の第1の強みは、多くのセキュリティ会社が海外製の運用監視基盤(ソフトウェア)を使用する中、創業以来、独自開発してきた国産運用基盤を用いることにより、カスタマイズが容易であるということ。これにより、常に変化する顧客の要望に沿ってサービスや製品の開発を行い、現在高まっているAIの取組み強化などにも、カスタマイズを含め、対応している。
また、24時間365日の運用監視サービス、運用監視基盤の開発及び販売、そしてセキュリティエンジニアの派遣と、セキュリティ運用に有効なことを全て「垂直統合型ビジネス」として展開していることも他社にはない差別化の部分だ。
現在、システムの脆弱性を突いたサイバー攻撃が後を絶たず、国内外の様々な企業で被害が発生し、社会経済に与える影響が深刻化していることは、皆が認識している。このようなセキュリティインシデントや情報漏洩は年々増加傾向にあり、情報セキュリティ対策やログ管理の重要性が益々高まっており、情報セキュリティサービス市場は毎年9%強のペースで市場が増加している。
但し、欧米に比べ、日本ではネットセキュリティは黎明期であり、中小企業での意識も低いのが現状であると社長は語られた。そして、国や業界は法規制やガイドラインで日本全体のセキュリティの底上げを行っていることから、今後、さらに増加のペースは高まると加えた。
そのような事業環境のもと、同社が推進しているコア戦略は、「基幹商品のサービスレベル向上」、「既存顧客への営業リソースを集中」、「パートナー企業の拡充と連携強化」、「新ビジネスモデル確立による新たな顧客ベースの創出」の4つ。
既存顧客の満足度を向上させ、システム更改の確実な獲得と提供サービスの拡張により顧客単価を向上させる。また、同社はこれまでも、政府、官公庁、大学、病院、企業で大きな実績を積み、公共性の高い役割を果たしてきたが、NRIグループを含む既存パートナーの販促支援・営業支援を積極的に実施し、新規顧客の効率的な獲得に努めるという。
最後の「新ビジネスモデル確立による新たな顧客ベースの創出」におけるポイントとして社長が挙げられたのが、やはり「AI」。AI化にいち早く取り込んできたという自負はあるが、その進歩は凄まじいの一言だと語った。常に最先端で有り続けるために、サービスと製品の開発努力は怠らず進めると力強く語られたが、SOCという言葉が無い時代からSOCを行ってきた米今社長が今後どのような開発設計を行っていくのか、注目して見守っていきたい。
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取材後記は以上です。いかがでしたか。
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
それでは来週もお楽しみに!
(関連ウェブ)
■セキュアヴェイル IRサイト https://www.secuavail.com/info/
代表取締役社長 米今 政臣 様と




