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1月21日の「アサザイ 今日の1社」は、安川電機(6506・東証プライム市場)を放送しました。

今回は、コーポレートブランディング本部 広報・IR IR推進課 中原 大輔 様にお越しいただき、事業内容や自社の強み等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

安川電機(6506)(東証プライム市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、コーポレートブランディング本部 広報・IR部の 中原 大輔 (なかはら だいすけ)様

 

「フィジカルAIにおける輝きはさらに強いものとなる」

 

 昨年来、AI関連銘柄が相場をけん引する中、同社のフィジカルAIへの取組みも非常に話題となっているが、その沿革は、1915年(大正4年)に創業者である安川第五郎が、父である安川敬一郎の「産業を興して国の恩に報いる」の志に基づき、炭坑用電気品の受注製造を北九州で開始したことに始まる。

 その後、「モータとその応用」を事業領域として業容を拡大し、1958年に世界で初めて直流サーボモータの電動化に成功し、1970年代には電気式駆動ロボットの販売を開始した。

 

 事業の報告セグメントは、「モーションコントロール事業」、「ロボット事業」、「システムエンジニアリング事業」の主要事業3つと、物流サービス事業などの「その他」に区分されるが、主力事業について説明すると、「モーションコントロール事業」は、「ACサーボモータ」と「インバータ」のサブセグメントに大別されるが、両者の違いは制御する対象とその種類である。

 具体的には、「ACサーボモータ」は機械の位置や速度を正確に制御するのが得意なため、高速かつ高精度が要求される半導体製造装置、工作機械、産業用ロボットなどで用いられ、「インバータ」は回転数を自在に変化させることで機械の滑らかで安定した動きを実現できるため、エレベーター、空調ファン、コンベヤなど幅広い産業機器や生活関連用品において必要な電気エネルギーの削減に貢献している。

 

 次に「ロボット事業」であるが、同社はアミューズメントやコミュニケーションのロボットでなく、モノづくりの現場で働くロボットを手掛けており、自動車や家電・スマートフォンなどの一般産業向け「産業用ロボット」、半導体向け「クリーンロボット」、「バイオメディカル用途向けロボット」、「人協働ロボット」、「自律ロボット」など、多種多様な製品ラインアップがあることが特徴である。

 

 最後の主力事業の「システムエンジニアリング事業」は、第3四半期累計期間における売上収益構成比は約7%と、その比率は決して大きくはないが、社会・産業を支える様々なソリューションを提供している。一例を挙げると、鉄鋼ビジネスにおいては、鉄鋼プラント内の各種設備の制御システム・電気品を提供しており、高炉向けシステムの国内シェアは100%となっている。そのほかにも、社会システムビジネスとして上下水道用電気品の提供を通じ、水処理プラントにおける水質維持にも貢献している。

 

 因みに、「モーションコントロール事業」、「ロボット事業」の第3四半期累計期間における売上収益構成比は、それぞれ、約43%と約46%。「ロボット事業」の成長が著しく、今年度初めて、その売上収益構成比が「モーションコントロール事業」を上回っている。

 

 事業における強みとして、第一に挙げたのが「製品の品質」。

 「モータとその応用」というビジネス領域において110年間研究開発を行ってきたノウハウの蓄積、現場での経験により、同社製品が実現する動作の位置やスピードの正確性・安定性・耐久性は、他社に比べて優れており、この品質が強固なブランド力を支え、顧客からの信頼が揺るぎないものとなっていると語られた。

 

 また、グローバル展開としてビジネス拠点を約30ヵ国に構え、生産拠点も12ヵ国に28拠点有していることも強みだ。地域ごとに異なるニーズに的確に対応するために需要地生産体制を構築し、海外拠点の運営も現地化を進め、グローバルでアフターサービスに対応できる体制を整えている。海外展開を本格化させたのは1990年代からであるが、現在は連結売上収益の約7割が海外となっている。

 

 さて、これまで人の判断が不可欠だった作業を自動化するフィジカルAIについての取組みであるが、同社は2年前に既にAIを搭載した自律ロボット「MOTOMAN NEXT」の販売を開始しており、現在は100社を超える顧客と製造ラインでの稼働に向けて動作実証を行うなど、他社に先行してフィジカルAIの社会実装を進めてきた。

 

 具体的には、製造業の現場における届いた原材料の開封、装置への投入・計量、医療現場における使用済み器具の仕分けや滅菌、レストランにおけるプレートの下膳作業など、今まで自動化が難しいとされていた多種多様な現場での導入に向けた検証を着実に進めている。

 この自律ロボット「MOTOMAN NEXT」は、不確定なモノの状態や形状、大きさのばらつき、作業順序の変更や割込みが存在するような作業など、人の判断が必要とされている領域の自動化を実現するもので、周囲状況の認識・判断処理、およびセンサーから得られた周囲の位置情報を基に、動作計画を自分で生成し、実行するための「自律制御ユニット」を搭載している。

 また、モータについても、コントローラからの指令に対する追従性を高めるために、自社開発を行った応答速度の非常に高い、最適なモータを採用しているが、その開発環境はオープン化されており、顧客やパートナーの知見・技術を活かしたロボットアプリケーションの構築が可能なものとなっている。

 

 この領域における現在の目標は、今までロボット化できていなかった新しい領域における検証を完了し、顧客にその高い付加価値を認めてもらい、適性な価格による販売に繋げることである。また、その使い方をパッケージ化することで同じ業界、同じ工程におけるスピーディーな横展開を実現したいと考えている。

 話題となったエヌビディア、富士通、ソフトバンク(通信)など複数の企業との協業に加え、さらに国内外のパートナー企業との連携を加速し、新しい市場での顧客獲得を進めると力強く語られた。

 今回の取材・放送を通じて、市場の大きなテーマである「フィジカルAI」において、同社の輝きがさらに増すことのがい然性を、強く、強く認識した。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

今回は、本日の放送に入りきらなかったロングインタビューもPodcast限定で配信しています。

是非お聴きください!

 

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

■安川電機 IRサイト https://www.yaskawa.co.jp/ir

 

コーポレートブランディング本部 広報・IR IR推進課 中原 大輔 様と

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