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朝イチマーケットスクエア「アサザイ」

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11月5日の「アサザイ 今日の1社」は、JRC6224・東証グロース市場)を放送しました。

今回は、代表取締役社長 浜口 稔 様にお越しいただき、事業内容や成長戦略等についてお話を伺いました。

 

井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。

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取材後記

JRC(6224)(東証グロース市場)

ラジオNIKKEIにて収録

お相手は、代表取締役社長の 浜口 稔 (はまぐち みのる)様

 

「コンベヤ事業とその他2つの事業」

 

 上場されたのは一昨年20238月であるが、その歴史は長く、1961年に大阪で浜口商店として誕生し、1991年にJRCとして設立された。

 創業当初からコンベヤ製品の製造・販売を行い、現在に至るまでの60年以上、屋外用ベルトコンベヤ部品製造を中心として各産業の搬送分野を支えてきたが、業績は順調に推移し、2025年2月末で、グループ全体の従業員数は459名となり、拠点として国内25拠点、海外2拠点を構える体制を整備している。

 

 具体的な事業は、屋外用ベルトコンベア部品の製造・販売を行う「コンベヤ事業」、環境プラント向けのコンベヤ・周辺装置を中心に設計・製造・据付・メンテナンスを行う「環境プラント事業」、そして、主に食品・医薬品向けロボットシステムの設計・製造を行う「ロボットSI事業」(ブランド名「ALFIS」)の3つに区分される。

 

 それぞれについてさらに詳細に説明すると、「コンベヤ事業」は、屋外用ベルトコンベヤ部品の設計・製造・販売、及びコンベヤ設備の運用改善・メンテナンスを行うことで、鉄鉱石、セメント、砂・砂利、石炭などの原料や資材を止めずに運び続け、社会インフラの安定稼働を支えるという"縁の下の力持ち"の事業で、日本国内では約52%でトップシェアを誇っている。

 また、更新リプレイス率も約86%と極めて高い更新率となっており、安定的にリカーリング収益を実現している事業と言えるが、この"ニッチトップ&リカーリング"で成長・拡大を続ける同事業は、同社グループの主力事業であり、前期20252月期の全社売上高の約72%をこの事業が占めている。

 

 次に「環境プラント事業」であるが、ごみ処理施設・水処理施設・バイオマス発電施設を事業領域として、各施設向けにコンベヤを中心としたマテハン機器の設計・製造・据付・メンテナンスを行うのだが、国内有数の自社一貫対応でこれを行っていることが大きな特長である。

 

 そして、「ロボットSI事業」は、ロボットSer(システム・インテグレータ)として、ロボットに命を吹き込む仕事を行っており、「ロボット及び機器・設備メーカー」と「エンドユーザー」との間に立ち、ロボットを可動状態にする役割を担っているが、同社グループにおいては、「高成長を遂げている事業領域の社会課題を解決する事業」と位置付けられている。

 

 同社グループの強みであるが、「ワンストップ」と「全国(を網羅する)拠点」というキーワードが作用している。

 「コンベヤ事業」においては「供給力×サポート力×ソリューション提案力」という掛け算で、「骨太の事業」を展開していると胸を張られたが、これを支えているのが、「業界唯一の自動生産ライン」であり、「高い生産性×高品質=供給力」は、国内で営業所8拠点、工場4拠点、物流センター2拠点という業界唯一の全国体制を敷いていることによってもたらされている。"即応体制"で現場の緊急ニーズに対応できているのも、この体制があってのことだ。

 

 また、「環境プラント事業」における差別化にもこの全国の拠点というアドバンテージが活かされている。他社の多くが単一工程しかできないケースが多く、発注者の負担・コストが増加するのに対して、同社は「ワンストップ×全国展開」で、設計から製作・据付・メンテナンスまで一貫対応できることが、顧客の信頼に結びついている。無論、東西に製造拠点を有することが"迅速対応"の切り札だ。

 

 そして、「ロボットSI事業」においては、食品・医薬分野に特化し、独自の技術と体制で価値を提供していることが差別化の部分である。この食品・医薬向けが同事業売上の約90%を占めているが、大手食品メーカー各社からの引合いが増加したことにより、クリーン環境対応・衛生規格への知見が深化し、当社独自の技術優位性が確立したという。

 これにより、多品種少量生産への対応、柔らかいものをつかむ技術、クリーン対応の深化という技術的進歩を遂げるとともに、設計・製作・設置という導入から保守運用までのトータルサポートを、経験豊富なエンジニアが中心となって行うことにより、工程見直しや長期稼働の安定支援を提供していることが差別化に繋がっていると語られた。

 

 成長戦略の最後に触れられた「海外戦略」において、屋外用コンベヤの世界市場規模は、アジアが日本の約9倍、世界では20倍を超えていると推察され、さらに年平均約4.7%で拡大していると考えられることから、海外戦略でさらなる躍進の可能性を追うという。

 具体的には、「コンベヤ事業」を東南アジア市場を中心に展開を拡大し、その他の海外市場にも進出することを推進し、中期的には海外事業の売上高を10億円規模に、そして長期的には150億円規模とすることを目指すという。また、国別の施策では、タイにおける貿易の拡大、発電・セメント・製糖などの主要産業への展開、インドネシアにおける営業基盤の拡充、新規市場の開拓、ベトナムにおける現地生産拠点の設立、そしてASEAN市場への輸出拡大とより具体的な未来図を示した。

 

 業績も好調で、設立以来34期連続で営業黒字を継続しており、特に直近4期は、最高売上・最高益を連続更新している。上場の際に私が「(上場が)遅すぎたくらい」と感じた理由がお分かり頂けたことと思う。

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取材後記は以上です。いかがでしたか。

本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。

それでは来週もお楽しみに!

 

(関連ウェブ)

JRC IRサイト https://corp.jrcnet.co.jp/ir/

 

代表取締役社長 浜口 稔 様と

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