4月16日の「アサザイ 今日の1社」は、イタミアート(168A・東証グロース市場)を放送しました。
今回は、代表取締役社長 伊丹 一晃 様にお越しいただき、事業内容や自社の強み等についてお話を伺いました。
井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。
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取材後記
イタミアート(168A)(東証グロース市場)
ラジオNIKKEIにて収録
お相手は、代表取締役社長の 伊丹 一晃(いたみ かずあき)様
「全国の"商売繁盛"応援企業」
昨年2024年4月に東証グロース市場に上場された東証の業種区分「その他製品」の企業だが、その沿革は、1999年2月に岡山県岡山市で有限会社イタミアートを設立し、広告制作業として事業を開始したことに始まる。
その後、うちわや教材のカタログ通販を経て、2006年よりインターネット通販事業に参入したのだが、自社開発のECサイト構築システム「DREAM-PACK」を導入し、多店舗展開を可能にするとともに、2011年には、のぼり旗の自社製造を開始し、製造プロセスの内製化とIT化を進めることで、短納期・低価格の実現に結びつけ、業績が拡大した。
現在、ECサイト「キングシリーズ」を通じてBtoB向けに扱っている商品は、のぼり旗、横断幕、懸垂幕、Tシャツ、のれん、マグネットシート、展示会用品、名入れカレンダーなど、多岐にわたる販促ツールであり、これらの商品は、飲食店や小売店、広告代理店など、多くの業種で利用されているが、一方で大手印刷通販会社や広告代理店、印刷会社などの法人顧客向けには、法人営業部門が卸売販売を行い、中ロットから大ロットの受注を受けている。
同社がMISSIONとして掲げているのが「『IT』×『モノづくり』の力で世の中を変える。」というもの。そして、このMISSIONこそが同社の差別化の部分を端的に示していると私は考えている。
伝統的な印刷業界でインターネットを活用し、D2C(Direct to Consumer)ビジネスモデルと効率的な社内管理システムを自社独自で構築し、必要な時に必要な分だけを低価格かつ迅速に制作して顧客に届けるという現在のビジネススタイルは、まさしく『IT』によるところが大きい。
具体的には、ECサイト「キングシリーズ」の運営から受注、製造、納品までを一貫してデジタル化しており、また、その業務においては、自社で開発したECサイト構築システム「DREAM-PACK」や製造管理システム「i-backyard」を活用し、業務フローの効率化とローコストオペレーションを実現しているのだ。
また、多店舗展開による拡大戦略を採用し、上記「キングシリーズ」において、商品名を冠した「のぼりキング」、「横断幕・懸垂幕キング」、「冊子製本キング」など20近いECサイトを複数立ち上げることで、検索エンジンで自社サイトを上位に表示させるための施策であるSEO対策を強化し、集客力を高めている。さらに、小ロット多品種の注文にも柔軟に対応できる生産体制を構築しており、他社が敬遠するような小規模の注文も積極的に引き受けていることも強みだと考えられる。
同社を巡っては、上場直後にTBS系テレビ番組の「がっちりマンデー」に出演し、その後も他のテレビ・ラジオ番組や新聞で取り上げられるなど、その事業がマスコミに取り上げられ、知名度のアップに結びついたが、その多くがやはりデジタル化についてのことであった。
無論、これからの成長戦略もその延長線上にあり、「スマートファクトリー化」として、「人的作業のロボット化・自動化」を積極的に進めるという。
具体的には、現在は、人的作業となっている生地のカットや縫製を、自社開発で機械化・ロボット化を行うことで自動化を推し進め、非稼働時間を無くし、生産キャパシティーを引き上げ、省人化によるコスト削減につなげたいとのことだ。
社長が何度も言われたのが、「全国の"商売繁盛"応援企業」という言葉。そして、それは経営理念の第一番目にも掲げられている。
「商売繁盛の応援」という極めて"人情的なこと"をITで行っている企業。そういえば、「のぼり」や「横断幕」は、立派なサイネージなのだと、ふと思った。
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取材後記は以上です。いかがでしたか。
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
それでは来週もお楽しみに!
(関連ウェブ)
■イタミアート IRサイト https://www.itamiarts.co.jp/investor-relations/
代表取締役社長 伊丹 一晃 様と




