2月19日の「アサザイ 今日の1社」は、MIEコーポレーション(3442・名証メイン市場)を放送しました。
今回は、代表取締役社長 中山 弥一 様にお越しいただき、事業内容や成長戦略等についてお話を伺いました。
井上哲男より取材後記が届いております。ぜひご覧ください。
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取材後記
MIEコーポレーション (3442)(名証メイン市場)
ラジオNIKKEIにて収録
お相手は、代表取締役社長 の 中山 弥一 (なかやま やいち)様
「"三重"から世界の社会インフラを支える」
歴史のある企業で、その沿革は1907年(明治40年)に当時の新素材として脚光を浴びた「ホーロー製品」のメーカーとして設立したことに始まり、今年で創業から118年を迎える。グループ4社の持ち株会社として設立されたのが2008年1月。「信頼と高品質の配管で暮らしと社会のインフラをサポートします」と謳っているが、具体的な事業はステンレス製管継手をはじめ、様々な配管部材を世に送り出すことである。
創業時からのホーロー製品中心の事業から、ステンレス製管継手の総合メーカーへと移行したのが高度経済成長期以降。それまで培ったプレス加工技術、溶接技術を駆使しての転身である。そして現在は、半導体や脱炭素に向けた次世代エネルギーなど、中長期的に成長の見込める市場開拓を本格的に開始しており、それに伴い、積極的な設備投資を行うとともに、製造・品質の保証体制を強化している。
さらに事業内容を細かく説明すると、「配管部材」とは、溶接式管継手、フランジ、プレハブ配管、サニタリー管継手、バルブ、ねじ込み式管継手、パイプなどのことを指し、使用されているフィールドも、産業機器、化学工場、半導体、医薬、食品などの製造工場、ビル設備、造船関連など幅広く、ステンレス製管継手業界のリーディングカンパニーとして君臨している。無論、私たちの暮らしにもその製品は使われている。家庭にある浄水設備などだ。
業績も好調である。
コロナ禍の初年度の2021年3月期こそ、顧客工場の操業停止の影響もあり、売上高は前期比13%程度の減収となったが、その後順調にV字回復を遂げ、前期2024年3月期まで3期連続で増収を記録している。
また、コロナ禍においても黒字を確保し、前期まで9期連続で黒字を継続するとともに、前期までの2期は、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれもが、過去最高を更新している。そして、この堅調な業績を受け、前期2024年3月期に17年ぶりに復配を果たした。
この業績が評価される点は、アフターコロナにおける経済活動の正常化に伴い、ステンレス製継手においても顧客の積極的な設備投資に支えられた堅調な需要が継続した一方で、資源・原材料価格の高騰、円安といった要因より、調達価格が不安定に推移しているという状況の中で達成したということである。
そんな同社が現在取り組んでいるのが「既存事業の強靭化」と「新規事業への参入」。
前者については、見積もりの早期化に努めたことで、物件受注の確保による工場稼働率が向上したが、機械化・自動化についても候補となる設備の選定を行い、さらなる生産の効率化に向けた歩みを進めている。
また、後者において、半導体分野において、ショットブラストマシンや簡易クリーンルームの新設をはじめとするハード面の整備を行ったが、今後も、需要動向や顧客のニーズに合わせた設備投資を進めていくという。そして、次のターゲットは、水素、アンモニアなど「次世代エネルギー分野」である。この分野への施策として、半割継手の製造方法で特許を取得している。これら新たな工法を確立することで、今後の成長分野における需要に対応する準備を進めると社長は力強く語った。
社名の「MIEコーポレーション」は「エムアイイー」と読むが、同社の本社がある「三重」とも読める。三重から世界の社会インフラを支えるステンレス製管継手の総合メーカーが存在していることを覚えておいて欲しい。
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取材後記は以上です。いかがでしたか。
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。
それでは来週もお楽しみに!
(関連ウェブ)
■MIEコーポレーション IRサイト http://www.mie-corp.jp/IR_top.php
代表取締役社長 中山 弥一 様と




