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中山10Rの中山大障害(障害3歳以上GI・芝4100m)は2番人気アップトゥデイト(林満明騎手)が勝利した。勝ちタイムは4分37秒9(良)。半馬身差の2着に5番人気エイコーンパス、さらに2馬身差の3着に1番人気サナシオンが入った。

アップトゥデイトは栗東・佐々木晶厩舎の5歳牡馬で、父クロフネ、母リニアミューズ(母の父トニービン)。通算成績は23戦7勝。

~レース後のコメント~
1着 アップトゥデイト(林満明騎手)
「念願のタイトルがとれてよかったです。強かったです。体は太かったのですが、力でねじ伏せてくれました。道中はサナシオンをマークしていました。ペースが速かったです。最後は後ろから来た馬に迫られましたが、何とかがんばってくれました。馬にありがとうと言いたいです。これで私の引退も先にのびました。100%馬のおかげです。これからもがんばります」

(佐々木晶三調教師)
「東京ハイジャンプを使いたかったのですが、小倉サマージャンプのときにアクシデントがあり、調整に時間がかかりました。輸送も心配でしたし、無理に使うよりもぶっつけ本番でもいいと思っていました。今日は+6キロでしたし、輸送がうまくなりました。イレ込まなくなりました。それにしても2着の馬は怖かったですね。負けるかと思ったくらいです。しかし、長ければ長いほど強い馬で、落馬の心配もありません。本当に強い馬です。びっくりしました。来年は阪神スプリングジャンプから、今年と同じようなローテーションでいきたいと思っています」

2着 エイコーンパス(高田潤騎手)
「自分の中では『2着では意味がない』と思っていました。キャリアが浅いとはいえ、万全の態勢で、最高の状態でした。今日は結果にこだわりたかったです。常識的にはありえないローテーションでしたが、この馬ならやってくれるのではないかと思って、ここに来ました。馬も応えてくれて、一生懸命走ってくれました。すべてがうまくいったのですが、結果だけがうまくいきませんでした。運に見放されたのでしょうか......」

3着 サナシオン(西谷誠騎手)
「落馬など周りに巻き込まれるのは嫌だったので、自分のペースで行きました。逃げたい馬が他にいましたし、1番人気でマークされるのもわかっていたので、番手でもいいと思っていました。ムキになって引っかかっていませんでしたし、後ろからでもいいかというぐらいでした。しかし、相手は強かったです。経験の差でしょうか。また来年ですね」

4着 ダンツミュータント(森一馬騎手)
「ロスなく内々で回って、63キロでもがんばってくれました。持っているものは素晴らしいです。初の中山でしたし、これからさらによくなってくれると思います」

5着 ティリアンパープル(山本康志騎手)
「本来の力ではこのくらいの着順まで来てくれる馬です」

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