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 来月1日(日)に東京競馬場で行われる第29回根岸ステークス(GIII)に登録をしているロゴタイプ(牡5、美浦・田中剛厩舎)について、追い切り後の田中剛調教師のコメントは以下の通り。

(前走の金杯2着を振り返って)
「一瞬勝ったと思ったのですけどね...。まだ分からないぞと思いながら見ていましたが、やはり他の馬が来てしまいました。」

(前走後の調整について)
「まず前回の疲れを取ってあげて、そのままの状態をキープしていくという気持ちでやってきました。」

(ダートを試そうと思ったきっかけは?)
「過去にミルコ・デムーロ騎手が乗って勝った時に、"この馬、ダートも良いよ"と言っていました。その言葉が根強く残っていました。」

(ダートの適正をどう見る?)
「普段、ダートコースでも調教をしていますし、自分で跨ってみても、それほどダートは苦にならないような走り方をしまので、大丈夫だと思います。」

(ダート挑戦に向けて、特別にしていることはあるか?)
「ダートのスタート地点での発走練習をやっていました。前に馬を置いて、砂をかけるということもしました。スタートは問題なかったのですが、砂を被った時に、一瞬ひるむような格好をしました。しかし、その後ハミをギュッと取っていたこともありまして、ひとまず安心しています。競馬での被り方はかなり違うので、そこでどうなるかなというところです。」

(ウッドチップコースでの最終追い切りについて)
「私も他の馬で併せ馬をして、横で見ていました。終始馬なりで、もう弾けそうな感じでしたので、安心しました。ここに来て、今度は負荷をかけて鍛えていけるという雰囲気になっています。」

(今回のレースについて)
「今までは、良いスタートを切って、折り合いをつけるという競馬をしていました。しかし、今度は行きっ放しだということで、少し馬も戸惑ってしまうのではないかというところはありますが、ロゴタイプは本当にパワーもレスポンスも良い馬ですし、順応性も高いので、ジョッキーの指示に従ってくれると思います。クレバーな馬なので、どんな競馬でもできるでしょう。しっかりとやることはやってきたので、舞台が変わったところでも、ロゴタイプは自分の能力を発揮してくれると思います。」

(取材:米田元気)

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