2月7日(日)に中京競馬場で行われる第61回きさらぎ賞(GIII)に登録しているランドオブリバティ(牡3、美浦・鹿戸雄一厩舎)について、追い切り後の鹿戸雄一調教師のコメントは以下の通り。

(前走のホープフルSについて)
「ああいう結果(4コーナーで競走中止)になってしまって本当に皆さんに迷惑をかけてしまって申し訳ないと思っています。こういうことのないようにいろいろやってきました。良い状態で出られるとは思います。
仕方なくハナに行ってしまったのですが、リズム良く道中は走っていたと思います。しかし、肝心な時にあのようになってしまって、結果を出せなかったです。
若干プラス体重で余裕があったのかもしれないですが、まあまあ良い状態では出られたと思います」

(前走後の調整について)
「まずは再試験に向けて、体のケアをしながら調整していきました。
元々悪い馬ではないので、とにかく気持ち良くリズム良く走らせることを中心に、ハミを替えたりとかいろいろなこともやっていました。ずっと良い雰囲気で調教はできました」

(最終追い切りを振り返って)
「先週、集団で実戦を考えた結構強い調教ができたので、今週はもう折り合いをメインとして、前に馬を置いてゴール前で出すというものでした。リズム良く走れればいいなと思っていましたので、その通り良い調教ができました」

(今回のレースに向けて)
「能力のある馬ですし、スピードもある馬なので、ぜひ大きいところを獲ってもらいたいですし、獲らせてあげたいと思っています。何とかここで良い競馬ができるようにと思っています。
選択肢としていろいろ使うレースはありました。まずは右回りは1回目はやめておこうということで、あとは東京の共同通信杯ときさらぎ賞と2つあったのですが、超スローなペースになるとあまり良くないかなと思って、オーナーといろいろ相談した結果、中京の2000mだと1コーナーまでの距離も短く、レースも少し流れるかなということもあって中京を選びました。
何頭か前に置いての競馬が理想だと思います。
GIIIとは言っても重賞レースでクラシックを目指す馬たちがいっぱい出ているので、そんな簡単なものではないと思っています。
いろいろ迷惑をかけた馬ですが、なかなか能力はある馬ですし、大きいところを目指して頑張りたいと思います。今回は何とか良い競馬をしてほしいなと思っていますので、よろしくお願いします」

(取材:米田元気)